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【絶妙】親から結婚を催促される?日本ドラマから切り返し方を学ぶ

2015-02-28 人民網日本語版 人民网日文版

「春節には必ずお見合いされられる」―祝日などの長期休暇が近づくたびに、早く結婚するよう両親から迫られる若者は少なくない。


※若者の6割、「両親から結婚を迫られた経験あり」


婚活サイト大手の百合網と中国人口福利基金が共同で取りまとめた「2013年中国人結婚・恋愛状況調査報告」によると、「早く結婚するよう催促された」経験のある人は、回答者の6割に上った。


今回の調査は、オンラインによるアンケート方式で行われ、有効回答数は約10万件、回答者の平均年齢は29.87歳だった。


報告によると、「両親から早く結婚するよう催促された」具体的事例のトップ3は順次、「三蔵法師のように、同じセリフを繰り返し聞かされた(43.6%)」「親戚・友人がタッグを組み、圧力をかけられた(19.4%)」「強制的にさまざまなお見合いパーティに行かされた(18.3%)」。


※中国の若者は「結婚の催促」に抵抗できない

家族や親戚、親しい友人らから離れたいという思いから、大都市に住んでいる若者もたくさんいる。しかし、「離れる」とは言っても、精神的な面や物質的な面で、家族から応援を受けたいと思っているものだ。このように、両親から束縛されたくないと思っていながらも、各方面で完全には独立できない中途半端さが、最終的に「結婚の催促」という局面をもたらす。


社会や親、ひいては自分も、両親の「権威」を認めている。この権威は通常、「愛」や「関心」といった形で示されるが、たとえ子供が成人になっていたとしても、常に「未成年」のように扱われ、平等で独立した人格的地位は認められないという側面もある。子供のほうが親からの独立を願うようになった時、お互いに「譲歩」するしかないが、事態はそんなに簡単なものではない。「親孝行」、「恩返し」というのが今でも社会の主流の価値観で、「親を安心させたい」、「親が誇らしい気持ちになれるようにしてあげたい」というのが普通の考え方だ。やはり、その心は「家族」にあり、「親に認められたい」、「一番大切なのは親を満足させること」という気持ちが若者のさまざまな選択を左右している。


※人気日本ドラマから学ぶ「結婚の催促」への切り返し方

春節期間中、独身の人々は周囲から結婚を急かされたのではないだろうか?もし、それによる鬱憤がたまっているようなら、日本ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」を見てみるといい。


■風変わりなストーリーと主人公


○ヒロイン強迫神経症のリケジョ

「デート」は、典型的な「結婚できない人々」を描いた物語だ。リケジョとニートという身分を持つこの男女の物語は、結婚に行き遅れたいい歳をした男女とそれに至るさまざまな変わった理由が描かれる。視聴者は自分がどのタイプなのか、ドラマの中の人物と照らし合わせながらドラマを楽しむことができる。


日本の人気女優・杏が演じる藪下依子は、強迫神経症を持つ乙女座のリケジョ。東京大学大学院数理学科を卒業したエリート公務員で、数千万円の貯金を持っている。


しかし、この完璧な経歴を持つ藪下依子には、一風変わった癖がある。毎日の生活パターンは、まるでロボットのように固まっている。曜日ごとに食事の内容も決まっていて、日曜日には蕎麦、火曜日は野菜のみ、水曜日はチキンカレーを食べる。重度の強迫神経症患者であるほか、人との交流やコミュニケーション能力にも欠けている。恋愛IQはほぼゼロに等しい。デートの経験にいたっては、「中学の時に同級生と毎週2回一緒に下校し、高校の時、クラスメートと2度映画を見に行った。ボランティア活動で知り合った男子と一緒に掃除を6回も行った。大学の時、同じ研究室の男子学生と毎晩のように問題を議論して夜を明かした・・・」と語っている。


○男性主人公引きこもりのニート

同様に、長谷川博巳演じる男性主人公の谷口巧も変わり者の中の変わり者で、35歳になるまで一度も仕事をしたことがない。これまでずっと母親の稼ぎにたより、自宅に引きこもって暮らしているが、自身は「高等遊民」の生活スタイルだと自負している。長年2次元の世界にはまっている谷口巧は、重度の対人恐怖症を患っており、終日部屋に引きこもって漫画や小説、映画を見続けている。2次元の世界の女神たちを見慣れているせいで、現実の女性には基本的に満足できないというオタク青年の幻想から、35年間1度も恋愛経験がない。


しかし、この世の中、いい歳をして結婚をしていない男女は、目上の人たちから結婚を急かされる圧力から逃れられない。藪下依子は親への思いから、自分を心配してくれる父親を安心させ、死んだ母親が残した言葉を実現させるために結婚相手を探そうとする。一方、谷口巧は長い間寄生してきた母親の稼ぎがいつ途絶えるかわからない状態になり、新しい寄生先を探そうとする。そこで、恋愛経験のない変わり者同士が、「恋愛をしないで、結婚という契約をする」ためにデートを重ねていくのだ。


■風変わりなセリフ

普段いろいろな親戚たちからの「彼氏・彼女がいるのか?」「いつ結婚するのか?」という問いに対し、多くの独身者たちは反論できずにいるのではないだろうか?


同ドラマの中で、この風変わりな男女は全くこのような悩みは抱えていない。恋愛や結婚に対して、二人は人とは全く異なる考えを持っているからだ。以下は、ドラマの中で登場する、人から結婚を急かされた時の絶妙な切り返しだ。早急に学んでもらいたい。


○結婚とは、お互いが有益な共同生活を送るための契約に過ぎない。恋愛なんてクソの役にも立たない。

○結婚は単に契約に過ぎない。愛情などという数値化できない不確定要素を基盤に人生を設計するなんて非合理的だ。

○恋愛なんかしたって何の成長もしない。むしろそんなものにうつつを抜かしている人ほど精神的次元が低い。人生にはもっと大事なことがたくさんある。

○恋愛なんてものは、性欲を美化した表現にしか過ぎないと芥川龍之介も言っている。

○本来恋愛と結婚は別物だ。昔は家と家が勝手に決めるのが普通だった。結婚式当日に初めて顔を見たなんてケースも珍しくなかった。離婚率は今よりずっと低かった。恋愛結婚が増えるに従い、未婚率と離婚率が増え、出生率が低下している。この現実をどう説明するのか?

○フランスの哲学者モンテーニュはこう言っている。美貌や愛欲によって結ばれた結婚ほど失敗をする。湧き立つような熱い歓喜は何の役にも立たない。



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