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【期待できる?】中国でリメイクされる日本のドラマ、アニメ

2016-06-28 人民網日本語版 人民网日文版


近年、中国では映画やドラマの「リメイク版」が人気となっている。その範囲も、国内の作品だけでなく、海外のヒット作品や昔の名作へと広がり、人気ゲームの映画化なども行われている。現在、日本のドラマやアニメも中国でリメイクされているが、それら作品には、どれほどの期待がかかっているのだろう?

 

「プロポーズ大作戦」



(ストーリー)主人公の岩瀬健は、大好きだった幼馴染みの吉田礼に告白できないまま、礼と恋人多田の結婚式に出席し、「ちゃんと告白していれば」と激しく後悔。そこへ、時間を操れるという妖精が現れ、健は過去へタイムスリップ。現状を変えようと奮闘する。

 

中国版「プロポーズ大作戦」には、舞台となる上海の特徴など、中国の伝統的な要素も盛り込まれる。また、特別ゲストが出演する可能性もある。

 

「ドラゴン桜」

 

(ストーリー)落ちこぼれの高校生に対して、教師の桜木建二は、時には厳しく、時にはやさしく接し、現実の世界の厳しさを学生に教える。そして、学生が東大に合格できるよう導く。

 

ネットドラマの製作に進出している中国電子商取引最大手阿里巴巴(アリババ)集団が、中国版「ドラゴン桜 」を製作する。同作品はインターネットプラットホームで配信される。日本版のドラマは全11話だったが、中国版は全40話。140分だ。また、阿里巴巴の電子商取引大手というメリットも存分に活用され、視聴者はドラマを鑑賞しながら、ドラマ関連の商品をクリックして購入することができる。

 

「秒速5センチメートル」


(ストーリー)東京の小学校に通う遠野貴樹と篠原明里は互いに「特別な想い」を抱き合っていたものの、小学校卒業と同時に明里が栃木へ転校してしまい、それきり会うことがなくなってしまう。その後、悩みと成長を経て、二人は自分の歩むべき道を見つける。

 

「秒速5センチメートル」の中国版映画は現在、脚本の製作中。原作の最大の見どころを中国版に盛り込み、その真髄を表現できるかが、リメイク版がヒットするかの大きなカギとなる。

 

「容疑者Xの献身」

 

(ストーリー)ある日、旧江戸川で男性の死体が発見される。犯人は男性の妻。しかし、隣人の天才数学者石神哲哉が事件を隠すのを助ける。そのトリックを帝都大学物理学の湯川学准教授が暴いていく。ミステリーのほかにも、恋や友情などの要素が盛り込まれている。

 

中国版「容疑者Xの献身」は、蘇有朋(アレックススー)がメガホンを取り、俳優の王凱(ワンカイ)が湯川学、張魯一(チャンルーイー)が石神哲哉を演じ、年内の公開を予定している。リメイクではストーリーが大きく変わることはないので、キャスティングがヒットのカギを握っている。

 

「世界の中心で、愛をさけぶ」


(ストーリー)主人公の朔太郎とアキは、高校生になり、互いに恋に落ちていくものの、出会って3年目に、アキが白血病にかかり、亡くなってしまう。朔太郎は、アキとの約束の場所オーストラリアに行き、二人は幻の中で再会。二人の思い出を中心にストーリーが展開される。

 

中国版「世界の中心で、愛をさけぶ」は、韓国のクァクジェヨン監督がメガホンを取り、俳優の欧豪(オウハオ)や女優の張慧■(チャンホイウェン、■は雨かんむりに文)が主演。826日に封切られる。クァク監督によると、「日本版には多くの登場人物をめぐるエピソードが盛り込まれているが、中国版は主人公2人に的を絞っている」。

 

ドラマや映画のリメイクを通して、国と国の文化交流を行い、相手の長所に学び、相手をよく知ることができる。中国にとっては、これがイノベーションの発展の基礎ともなっている。ただ、リメイクは、内容の新鮮さや映像のクオリティ、キャスティングなどが課題で、その課題を克服できなかったために、不調に終わったリメイク作品も数多い。

 

リメイク版を、完全否定したり、必要以上の期待をかけたりする必要はない。リメイク版のポイントは、「いいとこ取り」。原作の基礎を十分に尊重、理解したうえで、リメイクするのだ。その表面的な部分を再現させるのではなく、真髄を伝えなければならない。


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