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【汚名返上】リオ五輪 中日韓の代表選手がインスタント麺を愛する理由

2016-08-23 人民網日本語版 人民网日文版



 インスタント麺をふるまう中国卓球代表。

 

リオ五輪の競技日程が後半に差し掛かると、インスタント麺を好んで食べる各国選手が続々とニュースで報じられた。中国女子バレー代表のエース朱婷選手は、あまりにも多くのインスタント麺を持って行こうとしたため、手荷物が制限重量をオーバーしてしまった。金メダルを総なめした卓球代表は、功労祝賀会において、劉国梁監督が自ら、選手たちのためにインスタント麺をふるまった。日本卓球女子の福原愛選手が、母親から届いた愛情が詰まった小包を開けると、インスタント麺が中身のほとんどを占めていた。「スタンプ」のデザインになった競泳の傅園慧選手は、自分のことを、「インスタント麺ベイビー」と呼んでいる。韓国人選手には、各自が好みのインスタント麺を持参したばかりではなく、麺を煮るための鍋まで持ち込んだ選手もいる。五輪選手村の近くには、インスタント麺をメインに、あんかけや炒め物料理を提供する中国ラーメン店があり、アジア出身の選手からボランティアまでが連日詰めかけ、非常に賑わっていた。

 

中国日本韓国などアジア諸国のアスリートは、どうしてこれほどまでにインスタント麺が好きなのだろうか?五輪村のレストランでは、世界各地の各種バイキング料理が提供されている。だが、ほとんどのアジア人アスリートは、あまり食べる気が起こらないようだ。いくら料理の種類が豊富でも、アスリートが故郷の味を懐かしがる気持ちは抑えられなかった。どの料理であれば、料理の見た目香り味に厳しいアジア人を満足させ、同時に、アスリートの飲食の安全を確保することができるのだろう?その難しい要求に応えることができるものはただ一つ、インスタント麺だ。

 


「インスタント麺ベイビー」と自称する傅園慧選手

 

だが、代表選手が選手村でインスタント麺を食べているという情報が流出したため、国内のネットユーザーから心配する声が上がった。「世界の超一流アスリートと金メダルや銀メダルを争うために、エネルギー補給はもちろん、飲食の安全にも大きな注意を払わなくてはならない。それなのにインスタント麺ばかり食べて、体は大丈夫なのだろうか?」

 

以前から、インスタント麺に対する人々の誤解はとても根深いものだった。インスタント麺は「ファストフード」に属するものであり、決して「ジャンクフード」ではない。インスタント麺は、速やかにエネルギーを補給できるだけではなく、食の安全と豊富な栄養価のどちらにも配慮されている。「インスタント麺の調味用粉末スープと包装用材料には、防腐剤などの有毒物質が含まれており、食べた後の消化作用に大きな負担がかかる」とまことしやかに伝えられたが、これは、北京市科学技術協会が発表した「2014年十大『科学』デマ」ランキングのトップに入った。


 

試合前にインスタント麺を堪能する蘇炳添選手

 

実は、小麦粉から作られた食品は、アスリートにとって最も理想的な食品の一つだ。インスタント麺は、人体で消化吸収される過程でブドウ糖として脳に送り込まれる。ブドウ糖の効果で頭が冴え、集中力が上がる。また、インスタント麺には、神経のバランスを維持するのに必要な必須ビタミンB1B2B3B8B9が含まれていると同時に、カルシウム、鉄、リン、マグネシウム、カリウム、銅など人体にとって必要な物質も含まれている。饅頭(中国式蒸しパン)や餃子などの主食と比較すると、インスタント麺に含まれるたんぱく質含有量は同じくらいで、炭水化物の含有量も少なくない。炭水化物は身体にとって重要なエネルギー源となる。ボクシング、重量挙げ、レスリングなど、減量が必要な競技の多くでは、短期間に体重を減らさなければならず、計量後は速やかにエネルギーを補給する必要がある。この時に最も適している食べ物の一つがインスタント麺だ。

 

 韓国や日本などでは、国民がインスタント麺を愛する程度は想像を絶する。韓国では、国民1人当たりが1年間に食べるインスタント麺は74個で、日本では43個。インスタント麺は彼らの「国民食」として、すでに独自の成熟した文化として発展を遂げた。ロンドン五輪開催中、「韓国政府が金メダリストに一生分のインスタント麺を贈呈することを決定した」というニュースによって、世界中の人々は韓国人の心の中でインスタント麺が大きな地位を占めることを深く理解した。


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