【ふりがな付き】「魚の氷漬け」スケートリンク、「残酷」と批判殺到

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福岡県北九州市(ふくおかけんきたきゅうしゅうし)にあるテーマパーク(てーまぱーく)「スペースワールド(すぺーすわーるど)」が打ち出した(うちだした)約(やく)5千匹(せんぴき)の魚(さかな)を氷(こおり)漬け(づけ)にしたスケートリンク(すけーとりんく)の上(うえ)を滑る(すべる)という企画(きかく)は、あちこちから批判(ひはん)が殺到(さっとう)した。27日(にち)、このスケートリンク(すけーとりんく)の営業(えいぎょう)は当面(とうめん)取り止められる(とりやめられる)こととなった。

テーマパーク側てーまぱーくがわは今月こんげつ12日にち、問題もんだいとなったスケートリンクすけーとりんくを園内えんないにオープンおーぷんした。魚さかな卸売市場おろしうりしじょうからマアジまあじやサンマさんまなど25種類しゅるいの死んだしんだ状態じょうたいの魚さかなを購入こうにゅうし、これらを埋め込みながらうめこみながら氷こおりを張ったはった。来場者らいじょうしゃが魚さかなと一緒いっしょに海うみの上うえを滑るすべる感覚かんかくを味わってあじわってもらいたいという意図いとによるもので、一部いちぶの魚さかなは特別とくべつな形かたちに並べられてならべられていた。だが、スケートリングすけーとりんぐがオープンおーぷんすると、議論ぎろんの的まととなり、多くおおくの人ひとがインターネットいんたーねっとやホットラインほっとらいんを通じてつうじて、スケートリンクすけーとりんくのやり方やりかたは「残酷ざんこく」「生命せいめいを尊重そんちょうしていない」と激しくはげしく批判ひはんした。 

テーマパークてーまぱーくの担当者たんとうしゃは、これについて謝罪しゃざいの意いを示ししめし、「スケートリンクすけーとりんくに埋め込まれたうめこまれた魚さかなはすでに死んだしんだものだった」と説明せつめい。さらに、「スケートリンクすけーとりんくを1ヶ月間かげつかん閉鎖へいさし、魚さかなを取り出しとりだし、氷こおり漬けづけにされた魚さかなたちを供養くようする」と表明ひょうめいした。

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