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【一番楽しい】一人旅の旅行満足度が最高に、目的地は欧州が高評価

2017-03-31 人民網日本語版 人民网日文版

旅行の日程に満足したか、どのような商品や目的地がよいかは、旅行者自身の出した評価や点数にこそ最も説得力がある。旅行予約サイトの携程旅行網はこのほど、「中国旅行者評価・幸福指数報告2017年」を発表すると同時に、直近の年度の「中国旅行者幸福指数」を発表した。

ネット通販で買い物すると店舗を評価するように、旅行でも評価を書き込むのがネット上の慣例になっている。

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中国旅行者評価・幸福指数報告

 中国ではオンラインでの旅行者の評価書き込みの量が爆発的に増加中だ。統計では、最近1年間に携程を通じての団体ツアーへの申し込み100万件のうち、約50%のユーザーが終了後、商品ページに評価や点数を書き込み、ポイントやアドバイスを紹介する。現在、携程に寄せられた累計評価件数は数百万件に上るという。


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中国旅行者幸福指数

 最近1年間に旅行した人がつけた点数の平均は4.68点(5点満点)で、1年前の4.57点より2.2%上昇した。データをみると、ユーザーの評価が最も多く集まったのは交通路線、ホテル・宿泊施設、飲食、引率サービス、ガイドの説明などだった。評価は文字、写真、点数などの形式で行われている。評価のうち70%が国内旅行についてのもの、30%が海外旅行のものだ。

2016~17年度旅行幸福指数は93.6ポイント、最高が100ポイントだった。この数字は15年の91.4ポイントより大きく上昇しており、ここ数年で最も高い数字でもある。報告書では、中国の旅行幸福指数が持続的に上昇しているのは、この指数が完全に旅行者の本当の評価に基づいているからで、ここから中国人旅行者が旅行で強い幸福感を味わい、特にインターネットに習熟しオンライン予約に慣れた層で幸福感が高いことがわかる。

▽二線・三線都市の旅行幸福指数が一線都市を上回る 一人旅が一番楽しい

報告書はさまざまな顧客層、出身地、目的地などの各側面を踏まえて旅行幸福指数を発表し、幸福指数のモデルを打ち出した。

どこの人の旅行幸福指数が最高か

 点数が高かった出発都市は、成都、昆明、済南、鄭州、上海、長沙、瀋陽、青島、太原、南京、西安、武漢、天津、合肥、杭州だった。


 報告書は、「二線・三線都市の市民の幸福指数は一線都市を上回る」と指摘する。

どのような旅行をした人が最も幸福度が高いか

 平均点数が最も高かったのは一人旅の旅行者で4.87ポイント、2位は友人と旅行した人、3位は恋人と旅行した人で、両親や子どもを連れての家族旅行は最下位だった。


 ここから中国の家族旅行には今後、幸福度の上昇の可能性があることがわかる。

これら15都市の平均点数はすべて4.6ポイント以上で、最高は4.8ポイント。中部と西部の省都都市が多数を占める。報告書は、「二線・三線都市の市民の幸福指数は一線都市を上回る」と指摘する。

国内のたくさんの観光都市や観光地のうち、点数の高いのはどこか。報告書にある「国内観光旅行点数評価最高15大目的地」によると、上から順に杭州、九寨溝、蛾眉山、三亜、普陀山、桂林、麗江、烏鎮、稲城、昆明、上海、張家界、成都、長沙、西安が並び、トップの杭州の点数は4.82ポイントだった。

昨年、中国の海外旅行者はのべ1億2200万人に達した。海外旅行商品や目的地への評価はどうだろうか。ランキングには上から順に、ハンガリー、スリランカ、イタリア、ニュージーランド、トルコ、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、ドイツ、スペイン、フランス、カンボジア、ギリシャ、インドネシア、日本、タイが並んだ。ランキングを見ると、欧州諸国への評価が高く、トップのハンガリーは4.83ポイントだった。

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