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米国で高まる「中国語ブーム」 注目を集めるイマージョン・プログラム

2017-04-15 人民網日本語版 人民网日文版

中米両国首脳会談が行われた際、両首脳はそれぞれの夫人を伴い、トランプ大統領の孫たちが歌う中国語の曲「茉莉花」や、伝統的な中国の初学者用の学習書「三字経」と漢詩の暗唱を鑑賞した。

トランプ大統領の孫娘であるアラベラローズちゃんは1歳半のときに、ニューヨークのある語学機関で中国語の勉強を始めたという。

数十年前に米・フロリダ州にスペイン語のバイリンガルスクールが初めて開校して以来、現在までに中国語、日本語、韓国語、フランス語などのバイリンガルスクールが各地に開校し、米国のバイリンガル教育は多様性ある発展を見せている。

中国語イマージョン・プログラムがある学校は230校以上

中国の経済力と国際的な地位が向上するにつれ、米国ではますます多くの親たちが、中国語は将来、国際交流において重要なツールとなると考えるようになっている。こうした「中国語ブーム」は高まり続けており、多くの親たちが自分の子どもを中国語イマージョン・プログラム(その言語環境でさまざまな教科を学び、その言語習得を目指す教育プログラム)を取り入れた学校に通わせ、子どもたちに小さいころから中国語教育を受けさせている。

中国語イマージョン・プログラムを取り入れた米国の学校にはメキシコ人、ロシア人、韓国人、日本人、ベトナム人などの学生が在籍しており、その人種は想像以上に多様化している。ある学校に通う裕福な家庭のロシア人女子学生は、彼女の母親が自分の子どもにしっかりと中国語を習得させ、将来はアジアでビジネスを展開してほしいと考えているという。また、中国語がとても流暢なある白人の学生は、彼の母親が中国語や中国の文化にずっと関心を抱いていたため、自分の子どもに中国語をマスターさせること強く望んでいるだけでなく、将来的に彼女が中国旅行に行く際に、息子に通訳をしてもらいたいと考えているという。

完全な統計ではないが、現在米国には中国語イマージョン・プログラムを取り入れた学校が230校以上あるという。このような学校は、アリゾナ州、ミネソタ州、イリノイ州、マサチューセッツ州、ユタ州、ジョージア州などのさまざまな地域に分布している。これらの地域の多くは華人の住居エリアとしての歴史は浅く、経済的にも発展しているとは言えないものの、米国人の中国語と英語のバイリンガル教育に対する情熱は依然として高まり続けている。

半分以上の授業を中国語で

中国語イマージョン・プログラムには2種類ある。1つは英語と中国語による授業の割合が50%ずつのタイプ。もう1つは、幼稚園から始まるタイプで、幼稚園では中国語による授業の割合が90%、英語による授業の割合が10%で、徐々に中国語による授業の割合を減らしていき、小学1年生での中国語と英語による授業の割合はそれぞれ80%と20%、4年生になると、中国語と英語による授業の割合が50%ずつになるというタイプだ。第二外国語による授業の割合を90%、第一外国語の授業の割合を10%にしている学校は、学生に早い時期から第二外国語学習にできるだけ多く触れさせ、第二外国語による思考スタイルの育成のサポート、子どもの認知能力向上のサポートを行うとしている。

中国語イマージョン・プログラムを取り入れた学校において、学生たちの英語学習には影響はないのだろうか?その予想に反して、多くの調査や研究結果によると、イマージョン・プログラムを受けた学生は英語教育のみの同世代の子どもに比べて、あらゆる教科において成績が上回っていた。その理由の1つとして、子どもをイマージョン・プログラムを取り入れた学校に通わせている保護者たちは、教育に高い関心をもち、早い時期からの第二外国語学習を重視している保護者が多く、彼らは自宅で子どもに本を読ませることで英語能力の強化をはかっている点。また、もう1つの理由としては、バイリンガル授業がある環境では、学生たちは発散思考や推理力を鍛えることができ、このような能力はほかの教科の学習にも効果的なためだ。

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