【ふりがな付き】日本の松山バレエ団が5月に中国公演「白毛女」

中国ちゅうごく国際こくさい文化ぶんか交流こうりゅうセンターの招まねきを受うけ、日本にっぽんの松山まつやまバレエ団だんは5月に15回かい目めとなる中国ちゅうごく公演こうえんを予定よていしており、その代表だいひょう作さくである「白はく毛もう女じょ」を上演じょうえんする。

5月19日には北京ぺきん人民大会堂じんみんだいかいどうで、23日にちには上海しゃんはい大だい劇げき院いんで上演じょうえんされる。松山まつやまバレエ団だん団長だんちょう、二に代目だいめ「白はく毛もう女じょ」のバレリーナの森下もりした洋子ようこさん（69）は今回こんかい、「喜き児じ」の役やくを演えんじる。

1950年代ねんだい、松山まつやまバレエ団だんの創始そうし者しゃ・清水しみず正夫まさおさんは、中国ちゅうごく映画えいが「白はく毛もう女じょ」を見みて感動かんどうし、それに啓発けいはつを受うけてバレエ化かすることを決きめた。そして、55年ねん、松山まつやまバレエ団だんは世界せかいで初はじめてバレエ版ばん「白はく毛もう女じょ」を披露ひろうした。

58年ねん、中日ちゅうにちの国交こっこうはまだ正常せいじょう化かしていなかったものの、松山まつやまバレエ団だんはさまざまな困難こんなんを乗のり越こえ、中国ちゅうごくで「白はく毛もう女じょ」を上演じょうえんし、好評こうひょうを博はくした。その後ごも松山まつやまバレエ団だんは14回かいの中国ちゅうごく公演こうえんを行おこない、その中なかで「白はく毛もう女じょ」は磨みがき上あげられ、中日ちゅうにち両国りょうこくの民間みんかん文化ぶんか交流こうりゅうにおいても重要じゅうような役割やくわりを果はたし、中日ちゅうにち「バレエ外交がいこう」使者ししゃとも呼よばれてきた。

今年ことしはちょうど中日ちゅうにち国交こっこう正常せいじょう化か45周年しゅうねんを迎むかえ、中国ちゅうごく国際こくさい文化ぶんか交流こうりゅうセンターの丁奎淞・秘書ひしょ長ちょうは、「『松山まつやまバレエ団だん』の第だい15回かい中国ちゅうごく公演こうえんは、アートの旅たび、さらに友誼ゆうぎと平和へいわの旅たびとなる」と語かたっている。

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