【ふりがな付き】日本奈良県知事「中国への感謝は隋、唐の時代にまで遡る」

荒井あらい正吾しょうご知事ちじ

日本にっぽん奈良なら県けんの荒井あらい正吾しょうご知事ちじが12日にち、四川しせん省しょう成都市しで開催かいさいされた「世界せかいイノベーション・起業きぎょう交易会こうえきかい」に参加さんかした際さい、取材しゅざいに応おうじ、中日ちゅうにち文化ぶんか交流こうりゅうと「一帯いったい一路いちろ」イニシアティブに対たいする見方みかたを語かたった。

荒井あらい知事ちじは、「成都市しの招まねきで第だい8回かい東ひがしアジア地方ちほう政府せいふ会合かいごうがここで開催かいさいできることに感謝かんしゃしている。このような感謝かんしゃの気持きもちは、1300年ねん前まえの隋や唐の時代じだいにまで遡さかのぼることができる。歴史れきしにおいて、日本にっぽん文化ぶんかの基礎きその形成けいせいには、隋、唐の時代じだいに日本にっぽんが中国ちゅうごくの歴史れきし・文化ぶんかを受うけ入いれたことと大おおきな関係かんけいがある。日本にっぽんは、中国ちゅうごくなどの東ひがしアジア諸国しょこくから、多おおくの文化ぶんか的てき精華せいかを得え、政治せいじや経済けいざいの各かく方面ほうめんで大おおきな影響えいきょうを受うけた。西域せいいき文化ぶんかも中国ちゅうごくやシルクロードを通とおして日本にっぽんに伝つたえられた。これら全すべてが今日きょうの日本にっぽんの発展はってんをもたらしてくれた」と語かたった。

また、中国ちゅうごくの「一帯いったい一路いちろ」イニシアティブについて、荒井あらい知事ちじは支持しじする見方みかたを示しめし、「東ひがしアジア地方ちほう政府せいふ会合かいごうと『一帯いったい一路いちろ』イニシアティブは実質じっしつ的てきに同おなじで、どちらもウィンウィンを目指めざしている。当とう県けんと中国ちゅうごく西部せいぶは良よい関係かんけいを築きずいている。例たとえば、陝西省しょう西安市しとは1974年ねんに友好ゆうこう都市とし関係かんけいを締結ていけつした」。例たとえば、奈良女子大学ならじょしだいがくには四川省しょうからきた学生がくせいがたくさんいる。今後こんごも教育きょういくの面めんで連携れんけいを拡大かくだいできると信しんじている。今回こんかいの訪中ほうちゅうを通とおして、成都せいとで継承けいしょうされている中国ちゅうごく医学いがくについて知しることができた。今後こんご、この分野ぶんやで交流こうりゅう、協力きょうりょくを深ふかめることができればうれしい。高速こうそく鉄道てつどうに乗のると、西安からわずか3時じ間かんで成都せいとに行いくことができるようになったと聞きいた。これは日本人にっぽんじん観光かんこう客きゃくにとってはうれしいニュース」と語かたった。

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