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【図解】中国と日本の児童・青少年の「体格・体力」の差とは?

2017-07-24 人民網日本語版 人民网日文版

図解

 「学生の体質健康評価と運動の影響」に関するハイレベルフォーラムが26日、上海華東師範大学で閉幕した。同フォーラムでは、華東師範大学の「青少年健康評価・運動の影響」教育部重点実験室が、日本の関連機構と共同で行った研究をまとめた「中日児童青少年体質健康比較研究結果レポート」が発表され、注目を集めている。



01中国と日本の青少年の「体質データの差」の背後にあるもの


 前出実験室の室長で、華東師範大学体育・健康学院の院長である季瀏氏によると、 「身長が高いといっても、中国の児童・青少年の体質・健康状態が日本を上回っていることを示しているわけではない。体格指標は人の体質を示し、体質や健康の要素の一つにすぎない。それに、データは、中国の児童・青少年の過体重・肥満率は日本より高いことを示している。もっと注目すべき点は、基礎体力指標が全体的に低く、中国の学校には、知識を重視し、体育を軽視するという問題が依然として存在している点だ」と指摘している。

 名古屋学院大学の中田貴博教授によると、「日本の児童の身長はここ30年ほとんど変化していない。00年まで肥満の児童が少し増加したが、00年以降はその数はほとんど変化しておらず、逆に痩せている児童が増加し続けている。基礎体力の面を見ると、1985年をピークに、ここ30年は明らかに数値が下がっている」。その原因について、中田教授は、学校以外の家庭や社会環境が、日本の児童・青少年の体質・健康に影響を与えるほどの軽視できない要素となっていると分析している。例えば、70年、日本の小学生の就寝時刻は夜9時07分で、起床時刻は早朝6時30分だったものの、36年後には、就寝時刻が夜9時42分に、起床時刻は6時42分になったというデータがあり、最近はこの傾向には歯止めがかかった。しかし、テレビゲームや携帯ゲームで遊ぶ子供が増加しており、3歳から小学校6年生の子供を対象に行われた調査では、3歳児の30%、4歳児の50%がテレビゲームや携帯ゲームで遊んだことがあった。その他、小学校高学年のほとんどの子供がテレビゲームや携帯ゲームで遊んでおり、遊ぶ時間は学年が上がるにつれ増加している。幼稚園児でも、テレビゲームや携帯ゲームで遊ぶ時間は1日平均約50分となっている。 その一方で、テレビゲームや携帯ゲームをするために犠牲になっているのが、外で運動する時間だ。

02中国児童の体格発育水準が世界基準を上回る


 国家衛生計画出産委員会は6月9日、第5回児童体格発育調査の結果を公表した。調査によると、中国児童の体格発育水準は世界保健機関(WHO)発表の児童成長基準を上回った。


 国家衛生計画出産委員会は首都小児科研究所に委託して第5回児童体格発育調査を行ない、都市部と農村部の7歳以下の健康な児童16万1774人を調査した。調査の結果、各年齢の児童の平均的な体格発育水準はWHOの児童成長基準を上回った。このうち都市部の児童は体重が0.1~1.2キロ、身長が0.5~2.1センチメートル上回った。農村部の児童は体重が0.3~0.9キロ、身長が0.3~2.1センチメートル上回った。児童の体格発育水準は10年前と比べても向上した。

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