【ふりがな付き】南極で106年前のフルーツケーキ発見 「食べられそうな状態」

英紙(えいし)「デイリーメール」の報道(ほうどう)によると、最近(さいきん)、大陸(たいりく)アデア岬(みさき)に建(た)てられた小屋(こや)で保存状態(ほぞんじょうたい)のいい106年前(ねんまえ)のフルーツケーキが発見(はっけん)されたという。南極大陸(なんきょくたいりく)の冒険(ぼうけん)を支援(しえん)する慈善団体(じぜんだんたい)「Antarctic Heritage Trust」の関係者(かんけいしゃ)が、小屋(こや)の中(なか)でさび付(つ)いたブリキの箱(はこ)を発見(はっけん)し、開(ひら)けてみると、薄紙(うすがみ)に包(つつ)まれているケーキが出(で)てきたという。ブリキの箱(はこ)はかなりさびついていたものの、ケーキは保存状態(ほぞんじょうたい)が良(よ)く、食(た)べられそうだという。このケーキは、イギリスの探検家(たんけんか)であるロバート・ファルコン・スコットらが残(のこ)したものと見(み)られている。1911年(ねん)、スコットらがこの小屋(こや)を訪(おとず)れた際(さい)、持(も)っていた物(もの)の中(なか)にこのフルーツケーキがあったようだ。

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