【ふりがな付き】2017年BRICS観光トレンド報告、人気トップはロシア

原创 2017-09-01 人民網日本語版 人民网日文版

中国(ちゅうごく)を始(はじ)めとするBRICSのメンバー国間(こくかん)の交流(こうりゅう)がますます進(すす)み、そのメンバー国(こく)を訪(おとず)れる中国人観光客(ちゅうごくじんかんこうきゃく)も増加(ぞうか)の一途(いっと)をたどっている。旅行(りょこう)オンライン予約(よやく)サイト「Lvmama.com」がこのほど発表(はっぴょう)した「2017年(ねん)BRICS観光(かんこう)トレンド報告(ほうこく)」によると、今年(ことし)1月(がつ)から7月(がつ)にBRICSを訪(おとず)れた観光客数(かんこうきゃくすう)（延(の)べ人数(にんずう)、以下同(いかおな)じ）は1.8倍増(ばいぞう)となっており、人気(にんき)の旅行先(りょこうさき)トップはロシアだった。また、観光客(かんこうきゃく)の増加(ぞうか)が最(もっと)も目覚(めざ)ましかったのが南(みなみ)アフリカで、今年(ことし)1月(がつ)から7月(がつ)にかけて、南(みなみ)アフリカを訪(おとず)れた観光客(かんこうきゃく)は前年同期比(ぜんねんどうきひ)4倍近(ばいちか)く増加(ぞうか)した。

「報告(ほうこく)」によると、海外旅行(かいがいりょこう)に出(で)かける観光客(かんこうきゃく)をグループ別(べつ)にみると、女性(じょせい)が激増(げきぞう)しており、BRICSメンバー国(こく)を訪(おとず)れる観光客(かんこうきゃく)の主力(しゅりょく)グループとなっており、男性観光客(だんせいかんこうきゃく)より14％多(おお)かった。年齢別(ねんれいべつ)にみると40歳以上(さいいじょう)の中高年層(ちゅうこうねんそう)が多(おお)く、全体(ぜんたい)の5割(わり)を占(し)め、地域別(ちいきべつ)では、一(いち)・二線都市(にせんとし)の住民(じゅうみん)が主力(しゅりょく)となっており、その地域(ちいき)トップ10(てん)は順(じゅん)に、上海(しゃんはい)、北京(ぺきん)、成都(せいと)、南京(なんきん)、広州(こうしゅう)、深(しん)セン、青島(ちんたお)、杭州(こうしゅう)、蘇州(そしゅう)、武漢(ぶかん)だった。

またBRICSメンバー国(こく)の中(なか)で、悠久(ゆうきゅう)の歴史(れきし)を誇(ほこ)る文明(ぶんめい)の国(くに)インドの人気(にんき)が中国人観光客(ちゅうごくじんかんこうきゃく)の間(あいだ)でますます高(たか)まりをみせており、新興海外旅行目的地(しんこうかいがいりょこうもくてきち)となりつつある点(てん)は注目(ちゅうもく)すべきだろう。「報告(ほうこく)」は、「大閙天竺」、「カンフー・ヨガ」、「Dangal」などのインド映画(えいが)やインドを題材(だいざい)にした映画(えいが)の中国(ちゅうごく)における大(だい)ヒットをうけ、インドへの旅行(りょこう)ブームがかつてないほどの高(たか)まりを見(み)せているとしている。今年(ことし)1月(がつ)から7月(がつ)の間(あいだ)に、インドを訪(おとず)れた中国人観光客数(ちゅうごくじんかんこうきゃくすう)は1.5倍増加(ばいぞうか)しており、特(とく)に、タージマハールやシク教(きょう)の総本山(そうほんざん)「ハリマンディル・サーヒブ」などが非常(ひじょう)に人気(にんき)の高(たか)い観光名所(かんこうめいしょ)となっている。