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【世論調査】仕事における若者の幸福感、二線都市が最高

2017-12-21 人民網日本語版 人民网日文版

 仕事における幸福感をどうやって高められるかという問いに対し、「業界を選ぶ際に、大勢に流されずに自分の興味を優先させるべき」とアドバイスする回答者が53.7%を占めた。このほか、「就職する都市が、今後のキャリア発展の潜在力を左右する(48.8%)」、「職業選択時に、表面的なことに流されずに個人のキャリア発展の可能性を総合的に検討すべき(47.2%)」、「都市によってもたらされるストレスと、個人の『ストレス抗力』とのバランスをうまく取る必要がある(20.7%)」などの意見が挙がった。

今年も年末が近づき、勤労者が今後のキャリア発展についてじっくり考えるべき時期がやって来た。教育コンサルティング機関マイコス(麦可思)研究院はこのほど、学部生と高等職業学校生・高専生が考える、「仕事での幸福感が最も低い十大職業」に関する報告を発表した。報告によると、就職してから半年後の時点での2016年度学部卒業生の職業満足度が最も低かったのは「レジ(現金出納係、40.0%)」、高等職業学校・高専卒業生の最低は「ポーター(運搬係や機械オペレータは除く、32.0%)」だった。


 中国青年新聞社社会調査センターと問巻網は先ごろ、18-35歳の若者1983人を対象とした調査を実施した。その結果、回答者の69.9%は、「仕事における幸福感は高い」と答えた。自分の好きな職業に従事している若者の幸福感(91.3%)は、自分が好きではない職業に従事している若者の幸福感(27.5%)よりはるかに高かった。


69.9%の若者:「仕事における幸福感は高い」

今回の調査によると、回答者の69.9%は「仕事における幸福感は高い」と答え、うち16.2%は「非常に高い」と答えた。一方、30.1%の若者は、「仕事における幸福感は低い」と答えた。回答者のうち、「自分の好きな職業に従事している」人は66.4%を占めた。さらなるクロス分析の結果、「自分の好きな職業に従事している若者の幸福感(91.3%)」は、「自分が好きではない職業に従事している若者の幸福感(27.5%)」よりはるかに高いことが判明した。

地域的に見ると、二線都市で働く若者の仕事における幸福感が最も高く(74.5%)、一線都市(69.9%)、三・四線都市(62.3%)、城鎮(一般都市)・県城(県政府所在地)(54.0%)、農村(50%)が続いた。学歴別に見ると、大学院修士課程修了以上(82.4%)、大学学部卒(70.4%)、高卒(58.8%)、中卒以下(50.0%)と、学歴が高いほど仕事における幸福感も高くなる傾向が見られた。

一部の若者の「仕事での幸福感」が高くない主な原因については、給与・待遇(60.7%)が最も多く、「複雑すぎる人間関係(39.9%)」、「自分自身のキャリアプランが不明瞭(38.2%)」、「仕事がキツ過ぎる(35.7%)」、「昇進のチャンスが低すぎる(33.7%)」、「公平・公正さに欠ける(27.5%)」、「仕事の内容が自分の専門に合っていない(19.7%)」、「会社の管理体制があまりよくない(18.7%)」、「業界自体が好きではない(17.5%)」、「安定した職に従事していない(12.1%)」が続いた。


 中国キャリア発展メンター(China Career Development Mentor:CCDM)および向陽生涯キャリアプランのシニアコンサルタントを務める王虹氏は、次の通り指摘した。「仕事での幸福感が人によって異なる原因は、職業ポストによってもたらされる物質的・精神的な利益や外部環境から受ける影響など、様々な要素と関係がある。私がコンサルティングを行ったクライアントのうち、仕事での幸福感が低い人に共通する要素は、現在従事している仕事が好きではないことがまず一つ。このほか、達成感・給与レベルあるいは人間関係の発展について満足感が得られないことも大きい。当然のことながら、外部環境に対する要求があまりにも高い人は、たとえ客観的に見ると十分なものをすでに持っていても、自分の仕事における幸福感が低いと主観的に感じてしまう」。


73.8%の若者:「自分のキャリアプランにおける明確な発展目標がある」

回答者のうち、「自分自身のキャリアプランについて、明確な発展目標あるいは予測がある」若者は73.8%を占めた。具体的に見ると、「ライフ・ワークバランスを取る(53.6%)」が最も多かった。このほか、「仕事上で自分が習得したことを発揮できる(48.3%)」、「仕事環境が調和的でリラックスできる(41.7%)」、「仕事に関する専門技能を急速に引き上げられる(41.2%)」、「業務内容が自分の興味と一致している(36.2%)」、「より高いポストに昇進できる可能性が高い(27.7%)」、「収入増が実現できる(26.7%)」などが挙がった。


53.7%の若者:「職業選択時に、大勢に流されずに自分の興味を最優先すべき」


 王虹氏は、「90後(1990年代生まれ)や95後(1995年から1999年生まれ)の若者が70後(1970年代生まれ)や80後(1980年代生まれ)と異なる点は、個性化発展を追求する気持ちや個人を重視する気持ちがより強いことだ。企業は、個性化・差別化という若手社員のニーズを尊重し、より開放された奥行きの深い文化的な雰囲気を創造するよう努めなければならない」と指摘した。

「仕事における幸福感はどうやって高められるか」という問いについて、回答した若者の53.7%は、「職業選択時に、大勢に流されずに自分の興味を最優先させるべき」と答えた。このほか、「就職する都市が、今後のキャリア発展の潜在力を左右する(48.8%)」、「職業選択時に、表面的なことに流されずに個人のキャリア発展の可能性を総合的に検討すべき(47.2%)」、「都市によってもたらされるストレスと、個人の『ストレス抗力』とのバランスをうまく取る必要がある(20.7%)」などの意見が挙がった。

今回の調査に回答した若者のうち、就職した場所が「一線都市」は30.3%、「二線都市」は46.4%、「三線・四線都市」は18.4%、「城鎮・県城」は4.4%、「農村」は0.5%だった。学歴別で見ると、「大学院修士課程修了以上」は7.5%、「大学学部卒」は80.9%、「高卒」は10.4%、「中卒以下」は1.2%。

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