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【現象】日本人の若者がますます結婚したがらない訳

2016-01-04 人民網日本語版 人民网日文版



先日、日本政府が2015年度の「少子化社会対策白書」を発表し、2030歳の日本人を対象とした結婚と家庭に対する意識調査のデータを公表した。未婚または恋人のいない男女を対象に行った調査では、37.6%が恋愛をしたくないと回答、結婚したくないという回答は31.9%となった。ほぼ同時期に日本生命保険も結婚に関するアンケート結果を発表した。男女別の結果では、結婚したくないと回答した独身女性が31%、独身男性は16.2%で、男女比の差が2倍近くとなっているが、例年と比べいずれもその割合がアップしている。

ではどのような原因が日本においてこの人生の最重要イベントをここまで苦境に陥れ、しかもその傾向をますます強めているのだろうか。この問題に関しては男女別それぞれの立場からみることができる。結婚に後ろ向きまたは晩婚を望む男性は「結婚したら自由がなくなる」、「結婚後の生活にプラスのイメージを持てない」とし、また「子供の養育を含む家庭での責任を負担したくない」と考えている。

また日本の景気がなかなか回復せず、失業率の高い企業も多いことと、日本でもパラサイトシングルが増えてきている点も挙げられる。彼らは仕事の有無にかかわらず、親に依存し続けるので、自然と結婚への願望は低い。彼らもまた結婚に後ろ向きなグループである。その上、近所にあるコンビニやファーストフードなどが食生活やその他諸々を解決してくれるので、結婚に対しての興味も失せるというものだろう。生理的な欲求に関しても日本人が得意とする「疑似恋愛」やネット、ゲーム、アニメなどのアダルトコンテンツで責任を負担せずに楽に生活することができる。これらは日本人男性をますます結婚から遠ざけるだろう。

一方結婚したくない女性はどうかというと、こちらも男性と同様、伝統的な結婚や子育てに対しての考えに変化が見られる。現代の女性は「家の奴隷」や出産と子育てのロボットになったり、家庭の責任を負うことを嫌がる人が増えており、独立を求め、独身の方が家庭のある人生よりももっと自由でおしゃれだと考えている。立命館大学教授で社会学者でもある筒井淳也氏は「日本人はなぜ結婚しなくなったのか」というテーマで調査を行ったところ、「結婚することにメリットなんかあるのか?」という回答があり、言葉を無くしたという。


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