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震災をテーマにした中日合作短編映画がクランクイン

2016-04-03 人民網日本語版 人民网日文版


 中国人タレントの段文凝(だん ぶんぎょう)主演、日本人子役タレント竹内天音、オフィス北野所属のタレント橘美緒出演の短編映画「隔壁小愛(原題)」が近く東京でクランクインする。

 

地震が多発する日本は、2008年に大地震が起きた四川省汶川の被災地と同じ苦しみを共有している。制作側は「隔壁小愛」という作品を通じて、より多くの人間愛を伝えたいとしている。作品は、日本で地震が発生した際、中国人留学生と日本人の子供の間に生じた感動的なストーリーを描いている。突如襲った地震が、年齢や国籍、文化の壁さえ越えた奇妙な出会いを生んだ。作品は現実と夢の矛盾を描き、また家庭や社会の描写もあるが、世界のどんな場所でも人と人との本来の交流とは常に最もシンプルな情報の伝達であるとしている。それはつまり、情愛は掛け替えのないものであり、愛情は無限ということだ。

この作品に主演している段文凝は天津出身のタレントで、天津テレビ局での勤務経験があり、その後日本に留学して早稲田大学を卒業し、NHK教育テレビの「テレビで中国語」にレギュラー出演して、その可愛らしい容姿で人気を集めている。

 

「隔壁小愛」は中国人の王奇監督と劉瑜監督が共同製作する作品。王奇監督は監督、撮影、編集などを担当している。脚本は中国と日本の若手映画人である王奇と舟山洋史による共同執筆で、このほかに日本の著名プロデューサーの前信介をプロデューサーとして特別に迎えている。


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