石原里美被批已经过气！？《非自然死亡》后辉煌不在…到底是怎么了？

不知道你有没有这种感觉……

从《失恋巧克力职人》就初现苗头、在《朝五晚九》中彻底大爆发，一举成为中日观众备受瞩目的女演员・石原里美——

近期主演的剧都没什么人刷啊……

作为每个季度都冲在“排雷”第一线的日语君，上新剧的时候自然都会看一圈。女士在本季主演了漫改日剧《天国餐馆》，从前期宣传起无论是卡司阵容还是原作故事都还算得上吸引人。但日语君在第一时间看了首集后，就缓缓打出了一个问号……

因为真的太难看啦！！！

缓慢杂乱的节奏感、重复使用的桥段（就算是照着原作但拍成剧同一个梗到底要用几次？）、并不鲜明的人物性格、莫名其妙的故事展开……我不是没有努力过，但已经承受不来。

这不禁让人非常迷惑了。拿出《非自然死亡》这种高质量高口碑的精品剧的石原，怎么会（继《高岭之花》）连着两部都下滑得如此厉害？！就算是之前的傻白甜恋爱剧也至少能让人嗑得津津有味啊……

而这种感受，并不是我们这边才有。最近日媒更是直接批判“石原里美收视大跌，她已过气！”。可是事实真的是这样吗？一向话题关注度那么高的女士真的不行了？

有人做了更细致的分析——

評価が分かれる石原さとみ
评价两极分化的石原里美

初回で視聴率二桁をとりながら、2話以降が右肩下がり基調となり、5話までに約3割の視聴者を失った石原さとみ主演『Heaven？～ご苦楽レストラン～』。

石原里美主演的电视剧《天国餐馆》首集收视还是两位数，第二话之后一路下滑，直到第五话已经流失了30%的观众。

「自分が心ゆくままにお酒や食事を楽しみたい」という己の欲求を叶えるためだけにレストランを始めた風変わりなオーナーと、ユニークな従業員たちが繰り広げるコメディーだ。

这是一部围绕着为了满足自己“随心所欲想吃就吃想喝就喝”的欲求而开店的奇怪店主和一群奇怪店员的欢喜故事。

SNS上では、「とにかく可愛い」「きれいすぎて死んだ」「さとみちゃんに悶絶」「さとみ様を拝めるドラマをありがとう！」など、絶賛のコメントが流れた。
社交平台上有不少“总之就是好可爱”、“美死了”、“女士美到窒息”、“感谢又给我一部跪拜石原大人的电视剧！”等绝赞之声。

同時に、「（石原の）傍若無人キャラに飽きた」「高飛車イイ女の振る舞いに違和感」という批判も出ている。

同时也有“看腻了（石原）这种旁若无人的角色了”、“她演这种专横霸道女违和感好强”等批判之声。

この5年で5本を数える石原さとみ主演ドラマは、「可愛い」「ひたむき」「自然な笑顔」「クールな集中力」と評価を上げて来たが、ここ2本「女王様キャラ」が続き「既にピークを過ぎたのでは？」という声も聞こえ始めている。

近5年来，石原里美主演了5部电视剧，收获了不少“可爱”、“努力家”、“笑容好自然”、“飒爽的集中力”等评价，面对最近两部“女王角色”作品，也有人开始说她“是不是已经过气了？”

では実際はどうなのか。視聴データから石原さとみの真価を考えてみた。

那么，事实究竟如何？笔者从收视数据角度来分析一下石原里美的真正价值。

世帯と個人で視聴率に差
家庭和个人的收视率差距

ビデオリサーチの世帯視聴率でみると、『5→9～私に恋したお坊さん～』（15年秋）が11.7％、『地味にスゴイ！校閲ガール·河野悦子』（16年秋）と『アンナチュラル』（18年冬）が12.4％?11.1％と３作連続で二桁だった。ところが『高嶺の花』（18年夏）は9.5％、今期『Heaven？～ご苦楽レストラン～』5話までが9.3％と失速気味だ。

从video research的单户收视率数据来看，《朝五晚九~霸道和尚爱上我~》（15年秋）收视率11.7%，《校对女孩河野悦子》（16年秋）和《非自然死亡》（18年冬）收视率分别为12.4%和11.1%，三部作品收视连续达到两位数。而《高岭之花》（18年夏）收视率9.5%，本季更新至第五话的《天国餐馆》也只有9.3%的收视率，远不及当初。

世帯視聴率も高く、専門職の世界観を広げたと評判の『地味にスゴイ！』『アンナチュラル』あたりが、石原さとみの絶頂期という見方も出ている。

可以看出，单户收视率高、以丰富的专业知识塑造的世界观和带有批判意味的《校对女孩》、《非自然死亡》是石原里美事业的事业高峰时期。

ただし性·年齢や属性別の個人視聴率を測定するスイッチ·メディア·ラボのデータでみると、別の風景が見える。
不过，从根据性别、年龄和属性来推测个人收视率的switch·media·labo网站数据来看，结果就不一样了。

『5→9』の4.4％から始まり、以後4.5％→4.8％→5.0％と来て、『Heaven？』が5.1％。同社の個人視聴率全体は右肩上りとなっている。つまり直近２作は、世帯は低いが個人は悪くない。

《朝五晚九》从4.4%开始，之后发展至4.5％→4.8％→5.0％，而《天国餐馆》则是5.1%的数据。同时个人收视率整体上涨。也就是说，从世代上看最近两部作品虽然以家庭为单位的收视偏低但个人收视不差。

年齢別の評価は真逆

年龄不同评价大相径庭

年齢層で分析すると、石原さとみ主役ドラマの数字は、若年層と中高年で対照的となっている。

从年龄层上对石原里美主演电视剧的收视数字进行分析可以看出，年轻人和中老年龄人群形成了鲜明对比。

C層（4～12歳）とT層（13～19歳）を併せたU19では、『5→9』が後の４作を1.4倍ほど上回った。1層（20～34歳）では、『高嶺の花』に抜かれたが、他の３本よりは上回った。やはり胸キュンな恋愛路線は、若者に刺さる物語で、「可愛い」「ひたむき」キャラの石原さとみに多くの支持が集まっていたと言えよう。

C层（4~12岁）和T层（13~19岁）合并成的19岁以下观众，在《朝五晚九》之后的四部作品中收视上涨1.4倍。1层（20~34岁）观众群虽然《高岭之花》收视不佳，其他三部作品收视都呈上升趋势。可见这些心动恋爱风格和直击年轻人内心的故事再加上石原里美“可爱”、“努力”的角色设定为她收获了不少人气。

ところが3-層（50～64歳）は、恋愛ドラマより、石原が専門職に挑戦した『地味にスゴイ！』『アンナチュラル』の方をよく見ていた。特に法医学ドラマの新境地を切り拓いた『アンナチュラル』は、3-層に最も見られた作品だった。

相对而言，比起恋爱剧，3-层（50~64岁）观众层更喜欢石原挑战专业工作的《校对女孩》、《非自然死亡》等作品。特别是开创了法医剧新天地的《非自然死亡》更是深受3层观众喜爱。

「自然な笑顔」や「クールな集中力」が魅力で、同ドラマの石原が最高だったと見る人が少なくない。

同时也有不少人因为石原“笑容好自然”、“飒爽的集中力”而觉得这部作品中的石原是最棒的。

そして世帯視聴率が一桁に低迷した『高嶺の花』と今クールの『Heaven？』。

这之中，单户收视率只有一位数的就是《高岭之花》和本季的《天国餐馆》。

“傍若無人キャラ”“高飛車イイ女”路線に違和感が生じたのか、脱落する人が出たようだ。特に気が強く下品な一面が際立った『高嶺の花』では、「これじゃない」「こんな役やって欲しくなかった」などのツイートが目立った。３-層と３+層（65歳以上）の個人視聴率は、共に『アンナチュラル』より下がってしまった。

石原不适合“高傲角色”、“专横女”而产生的违和感使得不少人纷纷弃剧。特别是凸显她强势粗俗一面的《高岭之花》一经播出，推特上就有不少“不想看这种”、“不想让她演这种角色”的声音。无论是3-层还是3+层（65岁以上）观众层的个人收视率都比《非自然死亡》下降了不少。

ただし個人視聴率全体では、『高嶺の花』『Heaven？』は数字を上げている。

不过从个人收视率整体来看，《高岭之花》和《天国餐馆》的数字还是在上升的。

特に1層と2層（35～49歳）は、『高嶺の花』が最も高い。そして『Heaven？』も、3-層が5ドラマの中で2位、3+層はトップとなった。

特别是1层和2层（35~49岁）观众层中的《高岭之花》收视率最高。而3-层观众的《天国餐馆》收视数据在5部作品中排名第二，3+层更是位居首位。

脱落者がいても多くの人が見た、つまり毀誉褒貶が相半ばするドラマだった。

即使弃剧的人很多，但依旧有很多人在看，看得出这是一部毁誉褒贬参半的作品。

興味深い属性別評価
属性类别评价令人深思

年齢別だけでなく属性別でも、おもしろい事実が浮かび上がる。

不仅是年龄层有区别，从属性角度分析也能探索出有趣的事实。

まず小中高生は、恋愛ドラマの『5→9』を最も見ていた。
首先，小学生、中学生和高中生看得最多的是《朝五晚九》。

ところが大学生（大学院生を含む）では、『アンナチュラル』がトップ。『高嶺の花』『Heaven？』では脱落者が増え、個人視聴率は右肩下がりとなった。

而大学生（包括研究生）最爱看《非自然死亡》。越来越多的人弃剧《高岭之花》、《天国餐馆》，个人收视率下滑。

特に『高嶺の花』では、初回3.3％が3話までで1.7％と半減してしまった。ドラマや登場人物のキャラ設定などで、嫌悪感·失望感を抱かせてしまったようだ。

特别是《高岭之花》，首集收视3.3%，到第三话就减至1.7%，少了一半。不少人对剧中登场人物和人物设定感到厌恶和失望。

続く『Heaven？』の初回は2.2％で始まり、その後上昇しない。『アンナチュラル』も2.2％で始まりながら、最後は倍増したのと対照的だ。大学生の間では、石原さとみ離れが起こっている可能性がある。

《天国餐馆》首集2.2%，之后没有上涨。相对的，《非自然死亡》也以2.2%开局，随后收视却成倍增长。这说明大学生层可能开始不再追随石原里美。

それほどの変化はないものの、主婦も似た傾向がある。

虽然没有学生层变化大，但主妇层也有相似的倾向。

『5→9』以降、次第に個人視聴率が高まり、『アンナチュラル』で最高潮となり、そして『高嶺の花』『Heaven？』と数字を下げている。恋愛路線より専門職の世界に興味を抱き、そして強烈キャラで脱落者がある程度出ている。

《朝五晚九》之后，个人收视率一路攀升，《非自然死亡》达到最高，之后《高岭之花》、《天国餐馆》收视下滑。比起恋爱剧，她们对职业剧更加有兴趣，而且某种程度上不喜欢个性强的角色。

大学生や主婦と対照的なのが経営·自営·会社員の層。個人視聴率は右肩上りが続いている。

与大学生和主妇层相对的是经营、自营和职员层。这一观众层收视率一路上涨。

恋愛から専門職路線で、数字は急伸した。そして『高嶺の花』『Heaven？』で、視聴者数は緩やかだが増え続けている。30代で芸風を広げる石原さとみに、この層で多くの人が注目しているようだ。

从恋爱剧到职业剧，收视只升不降。到《高岭之花》和《天国餐馆》，观众人数也有缓慢增长趋势。不少观众都对30代石原戏路的拓宽十分关注。

以上、属性によっては下降を始めたと思われる層もある。ただし広く見ると、個人全体も男性も女性も個人視聴率は今も伸び続けており、石原さとみピークアウト説は早計と言わざるを得ない。

综上所述，虽然从属性上来看有下降的观众层，但从广泛层面上来看，无论是个人全体还是男女个人收视率都在上升，说石原里美过气还为时过早。

俳優が20代から30代にむけ、イメージが変化するのは自然なこと。年齢を重ねるうちに様々な知識や表現力を身に着け、新たな役に挑戦していく。

一个演员，从20代成长到30代，给人的印象自然会变化。随着年龄的增长，她获得了更多的知识和表现力，也更会想要挑战新的角色。

“可愛い”“きれい”に反応した若年層が違和感を抱き始めるのも当然かも知れない。その代わり、大人の事情など分別をわきまえる中高年や社会人が、強烈なオーラを出しつつ高飛車なキャラもこなす石原さとみを見てしまうのも、その年代ならではの興味·関心として納得できる。

诚然，喜欢“可爱”、“漂亮”的年轻人可能的确会对这种变化感到违和。但相对而言的，已经看清了成人世界的中高年龄层和社会人士在看到石原里美饰演的散发着强大气场的专横角色时，也会因这一年龄段才会有的感悟和关心而欣然接受。

どうやら世帯視聴率という大雑把な尺度だけで評価をすると、複雑な現実を単純化し過ぎてしまうようだ。

看来单凭单户收视率这一粗略标准来评价的话，会将复杂的现实过于简单化。

どんな人がどう見ているかまで踏み込むと、経年変化の実相が少しずつ見えてくる。石原さとみの場合、俳優としての成長と共に、視聴者層も変化している。

细查哪种人是如何看剧的，就能稍稍探究出随时间变化的真相。具体到石原里美，随着她作为演员的不断成长，观众层也随着变化。

その意味では、決して「既にピークアウト」の評価は当たらず、まだまだ進化·成長の途上と言えそうだ。

从这一意义上来说，决不能说石原“已经过气”，而是正在进化和成长的路上。

『高嶺の花』『Heaven？』路線を経て、『地味にスゴイ！』『アンナチュラル』的世界を一段と前進させた“石原さとみならでは”の新世界を期待したい。

在《高岭之花》《天国餐馆》之后，让我们期待她从《校对女孩》、《非自然死亡》这一风格上再次前进，开创出“石原里美特有”的新世界。

-感谢阅读-

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