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感染1例だけでもヒヤヒヤ、半年ぶり再開の学校も警戒徹底
▶新規国内感染者+1
2022年9月1日の0時から24時までの間に、上海市で新たに新型コロナウイルス肺炎の国内感染者が1例確認された。国外からの輸入症例は7例、無症状感染者は6例だった。
上海では、会議、研修、展示会などのイベント開催に対して、実施時期の延期、オンラインへの変更、規模の縮小などを求めるなど管理を強めており、市民の移動に対しても自粛勧告が行われている。
まもなく中国は9月10日の中秋節を迎えるが、市は、休暇期間中に上海市を離れるのを控えるように市民に呼びかけている。ただし、郊外への旅行や市内観光は妨げられない。
上海を離れるためには72時間以内のPCR検査の陰性証明、または24時間内の検体採取証明の所持と、健康コードが緑であることが必要になる。
▶高リスク区域2か所増加
管理が厳格になった背景には、学校が新学年度を迎える直前の8月30日火曜に新型コロナの国内感染者が1例判明したことによる。感染者は25歳の男性で閔行区漕河泾のホテルに宿泊、前日の29日に成都から空路で上海の虹橋国際空港に到着していた。
感染者が関わった宜山路1888号の瑞徳国際大厦は高リスク区域に指定、ビルの出入り口はすべて封鎖され、24時間体制で管理下に置かれている。
なお、上海市の高リスク区域は下記2か所が新たに加わり計7か所となった。
●閔行区虹橋鎮宜山路1999号10号楼・字節跳動辧公大楼
●閔行区虹橋鎮万源路2289弄万源新城1、2期
▶半年ぶりの対面授業
上海の小中学校・幼児園は9月1日から新学年度を開始。対面授業を行うのは半年ぶりとなる。登校開始前の3日以内には24時間以上の間隔を空け、PCR検査を2回受けることを義務づけていた。