上海海昌海洋公園が休業/文化・エンタメ施設利用で新規定｜広州3区が防疫措置強化｜ラッフルズ北京が一時閉鎖

▶【上海】陰性証明で厳格規定

2022年11月25日0時から24時までに、上海市で新たに確認された新型コロナウイルス肺炎の国内感染者は、確定症例が11例で、無症状感染者が78例だった。以下20か所の区域が新たに高リスクに指定されている。

閔行区梅隴鎮虹梅南路1526弄景梅別墅71号（11月25日発表済み）

閔行区莘庄鎮報春路488弄新梅花苑（西区）4号（11月25日発表済み）

宝山区楊行鎮紅林路643号吉泰酒店（11月25日発表済み）

青浦区徐涇鎮盈港東路1125弄西郊家化苑27号（11月25日発表済み）

青浦区徐涇鎮盈港東路1655号和頤酒店（11月25日発表済み）

黄浦区淮海街道嵩山路88号

静安区大寧路街道万栄路977号

楊浦区長海路街道佳木斯路277号

楊浦区長海路街道佳木斯路777号

楊浦区殷行街道国和一村192号

宝山区大場鎮環鎮北路699弄100号

宝山区大場鎮大華路1360号Zsmart智尚酒店

宝山区呉淞街道同済路99号

宝山区大場鎮市台路555弄62号

松江区泗涇鎮高技路435号

松江区泗涇鎮九干路61号

金山区漕涇鎮花園新村9号

金山区朱涇鎮金竜新街798号至818号

金山区楓涇鎮曹黎路38弄9号徳瑪戈（上海）節能科技有限公司

青浦区華新鎮華益村北江隊149号

上海市文化観光局は25日夜、「市内文化観光施設における疫病予防と抑制のための管理弁法調整に関する通知」を発表し、市内の各文化、エンタメ施設への入場の際に必要とする陰性証明について、以下のように厳格な規定を設けた。

●48時間以内のPCR検査陰性証明が必要。
●24時間の検体採取証明で代替することはできない。
●現場で行う抗原検査で代替することはできない。

対象となる文化・エンタメ施設には、市内のコンサート・公演会場、エンタメ施設、雀荘、ネットカフェ、マーダーミステリー会場、A級観光スポット、博物館、美術館、公立図書館、文化センター（社区の文化活動センター）、観光情報サービスセンター等が含まれる。

上海海昌海洋公園が25日、防疫要求にもとづき、同日から公園および上海海昌海洋公園度假酒店を臨時休業すると発表した。営業再開の時期は別途通知が行われる予定で、25日入場のチケットの購入者は、営業再開から6か月間、いずれの日でも予約なしに入園が可能だとしている。

上海海昌海洋公園は遊園地と水族館が融合したテーマパークで開設4周年。今年の夏には「ウルトラマンテーマ館」も開業していた。

一方、上海野生動物園も11月26日、27日の閉園を発表している。

なお、上海ディズニーランドについては25日から全面再開に踏み切っている。ただし、入園には48時間の陰性証明の提示が必要で、さらに外地から上海市に来訪・帰着して5日を満たない旅行客には園内のレストランで食事ができないなどの条件がある。

▶【北京】ラッフルズ北京が休業

11月25日0時から15時までに、北京市で新たに新型コロナウイルス肺炎の国内感染者が1,119例確認された。市中感染が207例ある。区ごとに内訳を見ると、朝陽区が404例と依然として最も多く、以下、海澱区177例、通州区132例、東城区123例と続く。

ラッフルズ（来福士）北京、BHGモール平谷店、北京華聯常営ショッピングセンター、北京薈聚など多くの商業施設が25日に臨時休業を宣言している。

このほか、複数の観光地が一時閉鎖、または室内施設の運営休止を発表した。孔廟、国子監博物館は25日から対外開放をとりやめたほか、北京天文館は、施設のリフォームを事由に26日から休業するとしている。北海公園は室内展覧や画舫斎、快雪堂、闡福寺、万仏楼、閲古楼景区を一時閉鎖するという。

そのほか、密雲区政務服務中心（密雲区新東路285号）が25日（星期五）から受付を一時停止した。

▶【広州】3区が防疫管理強化

11月24日0時から24時までに、広州市では新たに国内感染者が7,524例増加した。うち無症状感染者が7,267例を占め、軽症は257例、重症、重篤の症例はない。広州市は25日午後に開いた新型コロナの防疫に関する記者会見で、同市がロックダウンする見通しだとした情報が微信で拡散されたことについて、これをデマと断定、そうした計画はないと否定した。

🔗这些都是假的

同市は記者会見で、海珠区の感染者は依然として多いものの、主な感染地だった康鷺、大塘、竜潭といった感染ゾーンで感染者の減少が見られ始めていると指摘する。ただし、鳳陽街金紫里ゾーン、馬崗頂区域および華洲街土華村、江海街台涌和石榴崗等区域で感染リスクが高く、予断は許されないとの見解を示した。天河区で感染者が継続して発生するリスクが高いことにも触れている。

一方、白雲区については11月21日から25日までの5日間、防疫措置を強化してきた。3日間連続して市中感染者が発生しなかった街道の一部については、人の流動の制限を解除し、正常な生産活動や生活秩序を回復していく方針だ。

感染リスクが高いとされた番禺区、天河区、南沙区が防疫管理措置の強化について25日夜、通告を発した。管理強化期間は11月26日0時から30日24時までで、対象区域では居住者の外出が原則的に禁じられ、地下鉄、路線バスの運行が停止（または制限）される。在宅勤務、オンライン学習が原則で、児童・幼児は通学・通園ができない。生活と密接にかかわる業種、場所（光熱関係や通信、環境衛生、農産物交易を含む生活必要物資の供給市場、貨物物流、薬局、医療期間、飲食業）を正常に運営させる以外は、すべての生産経営性の事業が一時停止される。なお、飲食業についてはデリバリーのみを許可するとしている。

以上の防疫管理強化が行われるのは以下の区域。

●天河区：石牌街、天河南街、林和街、冼村街、猟徳街を除く区域
●番禺区：橋南街、沙湾街以外の14つの鎮（街道）にある行政管轄区
●南沙区：万頃沙鎮、珠江街道

なお、天河区の地下鉄・路線バス、南沙区の地下鉄18号線と万頃沙鎮、珠江街域内にある路線バスについて、全ての駅（停留所）が上記期間中、暫定的に運行が停止される。電動車、自転車の利用もできない。

また、11月24日から軌道交通2号線と5号線の広州駅D1、D2、D3、E、F、G、Hの出入口が閉鎖されている。利用客は他の出入口から入場する必要がある。

▶【重慶・成都】

11月24日0時から24時までに重慶市で新たに確認された新型コロナウイルス肺炎の国内感染者は、確定症例が258例で、無症状感染者が6,242例だった。

成都市でも市中感染を23日に確認。在重慶日本国総領事館が在留邦人に向けて注意を喚起している。

▶【大連】

大連市では23日に70例、24日に67例の陽性者がそれぞれ確認された。在大連領事事務所が24日、25日と連日感染状況のレポートを行った。

🔗新型コロナウイルス感染状況（11月25日：大連での感染状況、高リスク区域の指定)　［転載：在大連領事事務所］

🔗新型コロナウイルス感染状況（11月24日：大連での感染状況、高リスク区域の指定［転載：在大連領事事務所］

【長春】
🔗吉林省長春市 注意喚起：感染予防＋市外からの帰還（来訪者）者の事前手続き及び防疫措置）［転載：在瀋陽日本国総領事館］


【瀋陽】
🔗新型コロナウイルス感染症（遼寧省瀋陽市第70号通告：市内９区の防疫措置を強化）［転載：在瀋陽日本国総領事館］


【ハルビン】
🔗新型コロナウイルス感染症（黒竜江省ハルビン市第74号公告：市内６区の臨時防疫措置）［転載：在瀋陽日本国総領事館］

🔗【再送】新型コロナウイルス感染症（黒竜江省ハルビン市第７４号公告：市内６区の臨時防疫措置）

▶中国本土の国内感染者3,041+2万9,654(24日)

11月24日の0時から24時までに中国の31の省と自治区、直轄市および新疆生産建設兵団が報告した新型コロナウイルスの国内感染症例は、確定症例が3,041例で無症状感染者が2万9654例だった。

◎確定症例：

広東892例、北京424例、河北329例、重慶258例、山西208例、河南140例、四川123例、黒竜江108例、山東88例、内蒙古85例、浙江51例、雲南47例、貴州42例、福建41例、江蘇32例、陝西30例、湖南29例、遼寧24例、新疆20例、湖北12例、上海9例、江西9例、青海9例、吉林8例、甘粛6例、安徽5例、海南5例、天津3例、広西2例、西蔵2例。

◎無症状感染者：

広東7584例、重慶6242例、河北3046例、北京1436例、四川1187例、新疆957例、甘粛870例、陝西793例、青海729例、山東726例、山西724例、河南719例、吉林570例、湖北559例、内蒙古545例、天津418例、遼寧394例、江蘇317例、雲南302例、黒竜江288例、広西259例、寧夏241例、安徽152例、湖南139例、浙江133例、貴州109例、上海77例、江西60例、福建35例、海南28例、西蔵12例、兵団3例。

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