新型コロナのオミクロン変異株、「XBB」系統についてのニュースがネットにあふれ始めている。1月3日には杭州市でも海外からの入国者のXBB感染が確認された。実際の健康リスクはどの程度なのか、その脅威と実態についてにわかに関心が高まっている。
▶XBBが腸機能を攻撃?
下痢止め薬である「モンモリロナイト」(蒙脱石散)や紙おむつを買い求める消費者が増えているという。その背景にはオミクロン変異株、「XBB.1.5」系統にまつわるネットユーザーの書き込みがある。1月3日、あるネットユーザーが、同ウイルスに感染後に下痢症状が現れ、これらの製品を買いだめするようにSNSで呼びかけたことが混乱を来たす原因となった。
▶根も葉もない噂
このネットユーザーが発信した情報は根拠に乏しいものであり、すでに上海のデマ払拭プラットフォームがこれを払拭、根も葉もない噂を信じないように市民に呼びかけている。
いずれにせよ、「XBB.1.5感染で激しい下痢を起こす」という一部ネットユーザーの憶測や意図的なねつ造が、モンモリロナイトや紙おむつの買いだめという現象をもたらした。
▶「中国本土流行の可能性は低い」
「中国疾病コントロール動態」の微信公式アカウントによると、1月4日に発表されたXBB系統に関する報告では、 10月から12月までに中国本土では同系統の症例が計16例(うち12月は1例のみ)確認されており、いずれもXBB.1の進化系変異種だったという。