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新エネ車黒字化の壁は40万台?BYDはインド市場に照準

邦人NAVI 邦人NAVI 2023-01-16

14年連続で世界トップとなった中国の自動車市場。急発展する新エネルギー車産業で「走出去」(海外進出)の動きも顕著になってきた。中国国内企業でEV最大手のBYDがターゲットと定めるのが今年中にも中国を抜いて人口世界一になるインドだ。2030年に同国のEV市場で30%のシェアを得ようと展望を掲げる。




▶年間販売2,686万4,000台

中国汽車工業協会(CAAM)は1月12日に2022年の中国自動車産業の統計数値を発表した。同協会の陳世華副秘書長によると、2022年の中国の自動車生産台数は前年比3.4%増の2,702万1,000台、販売台数は2.1%増の2,686万4,000台で14年連続で世界トップになった。2023年には半導体チップの供給不足等の問題が大きく改善される見通しもあり、関連政策の施行を追い風に安定的な発展が期待されている。



▶新エネルギー車のシェア増加

新エネルギー車の生産台数は前年比96.9%増の705万8,000台、販売台数は93.4%増の688万7,000台に達した。市場シェアは25.6%まで上昇している。純電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッドカー(PHEV)、燃料電池車(FCV)のいずれも高い成長率を維持している。

各メーカーの生産台数の伸び率はそれぞれ異なるものの、2022年に新エネルギー車販売台数でトップ10に入った企業の販売台数は合計567万6,000台に達した。販売台数が前年比110%以上の伸張を記録した新エネルギー車が全体の82.4%を占め、前年比で5.9%増加している。中でもBYD(比亜迪汽車)の販売台数は累計で180万台を突破した。


▶インド市場に斬り込むBYD

BYDの「走出去」(海外進出)への取り組みも本格化してきた。同社は海外市場における新エネルギー車の販売台数を2022年後半から開示しており、11月、12月と2か月連続で1万台以上の新エネルギー車を海外で販売したことを明らかにした。BYDが繰り広げる新エネルギー車の販売活動の足跡は70以上の国と地域に及んでおり、今後は海外市場が一段と重要な販路となり、同社の成長を支えていくことが想定される。
同社がとくに熱い視線を注いでいるのがインド市場だ。2023年1月11日にニューデリーで開催された国際自動車ショー「オートエキスポ」で同社は電動SUVの「ATTO 3」限定モデルとなる「Forest Green(フォレストグリーン)」を1,200台限定で販売した。一方、新型EV「海豹新轎跑」のお披露目も行っている。
インドは中国、米国に次ぐ大市場であり(*)、2030年までに同国は電気自動車のシェアを市場全体の30%に引き上げる計画を掲げている。この趨勢を受けてBYDは2022年10月11日にインド乗用車市場への参入を発表。新たな生産拠点の開設計画も立て、2030年にインドの電気自動車市場において40%のシェアを確保するという青写真を描いている。

*編集部注:14日のメディア報道によると、インド自動車工業会は14日までに2022年の国内新車販売台数(一部ブランドを除く)が前年比25.7%増の472万5,472台だったと発表、年間ベースで日本を上回り、中国、米国に次ぐ世界3位となった。

▶業界が直面する課題

中国企業が新エネルギーの「三電」技術(※)や運転支援機能「インテリジェントドライブ」等の関連領域で徐々にアドバンテージを持つようになったことで、海外輸出にも加速度的な伸張が見られている。中国汽車工業協会(前出)のデータによると、2022年における(中国の)自動車輸出台数は300万台を超え、前年比54.4%増の311万台を記録した。そのうち、新エネルギー車の輸出台数が67万9,000台を占め、前年同期比で1.2倍となっている。(※三電:新エネルギー自動車におけるバッテリー、モーター、電気制御システムの略称。)

ただし、高度成長を続ける中国の新エネルギー自動車産業にも、まだ正面から取り組まなければならない問題がある。上海証券報の記者が各メーカーの年度報告について検証したところ、蔚来(NIO)、小鹏(シャオペン)、理想(リ・オート)といった新興メーカーはもとより、賽力斯(セレス)、北汽藍谷(BAIC Blue Valley)など伝統企業から新エネルギー車製造にシフトした上場企業がいずれも収益が確保できていないことが判明したという。


▶40万台販売で黒字転換?

新エネルギー車メーカーの収益性をめぐる問題について、中国自動車工業協会の副主任エンジニアの許海東氏は、多くの関連企業が利益を上げられない現状を踏まえたうえで、自動車産業の発展を担う、新エネルギーとインテリジェント・ネットワークが果たす役割の重要性を指摘する。「企業が変革しなければ、将来この業界に身を置いてはいけない」(許氏)。

許氏によれば、新エネルギー車市場の急速な伸張に伴い、市場規模はますます拡大する。関連する自動車企業の販売台数も年間10万台以上、引いてはさらに大きな果実を得ることも可能だと分析している。テスラが利潤を確保し始めたのは年間販売台数が40万台を超えてからだ。「中国の新エネルギー車メーカーにとって重要なのは、中国国内市場であれ海外市場であれ製品の品質を向上させ、売上を伸ばすことであり、利益は自ずと付いてくる」(許氏)。



剑指40%!比亚迪海外再发力!
邱德坤 上海证券报 2023-01-13 07:47
https://mp.weixin.qq.com/s/qjzvbRh8ysFxeVKAz9ek_w


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