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中国の総人口が85万人減、2021年に“ピークアウト”!?
中国国家統計局は17日、2022年末における中国の総人口(*)が1億4,175万人と、前年末から85万人減少したとするデータを発表した。
*31の省・自治区・直轄市と現役軍人の人口を含む。ただし、香港・マカオ・台湾の住民や外国籍を除く。
▶人口増加率がマイナスに
中国国家統計局が17日に発表した2022年の出生数は956万人で、出生率は1,000人あたり6.77人だった。一方、死亡数は1,041万人で死亡率は1,000人あたり7.37人。自然人口増加率はマイナスに転じ、1,000人あたりマイナス0.60人となっている。
男女比で見ると、男性人口が女性人口を3,237万人上回った。男性人口は7億2,006万人、女性人口は6億8,969万人で、総人口の男女比は女性を100とした場合に男性が104.69となる。一方、年齢構成では、16〜59歳の生産年齢人口が8億7,556万人で全国人口の62.0%を占める。60歳以上は2億804万人で全国人口の19.8%、うち65歳以上が2億978万人で全国人口の14.9%を占める。
都市・農村人口の構成比では、都市部の居住人口が9,271万人で前年末と比較し646万人増加している。一方、農村部の居住人口は4,910万人で731万人減少し、全国総人口における都市人口の割合(都市化率)は前年度末との比較で0.50ポイント上昇し、65.22%となった。