止まらぬ米IT企業の人員削減、マイクロソフトも1万人
マイクロソフトは現地時間の1月18日、8年来で最大規模となる人員削減を発表した。削減人数は1万人にのぼる。経済環境が不透明ななかでコスト削減を推し進めることが目的で、経営リソースを再度人工知能(AI)等の重点分野に集中していくとしている。人員削減は水曜日から始まった。
▶8年前よりは小規模
マイクロソフトの従業員数は2022年6月末の時点で約22万1000人。世界全体の従業員総数から見れば削減比率は5%に満たない。同社はノキア事業を放棄した2014年から2015年にかけて約2万5,000人の従業員を解雇した経緯がある。
とはいえ、米国のハイテク業界では大手企業のリストラに関わるニュースが相次ぐ。米国経済が減速し、米国連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ対策として金利を引き上げた一方、米国国民の間でも景気後退への懸念が広がっている。
▶アマゾンは1万8,000人削減
ハイテク企業で最も大規模な人員削減に踏み切ったのがアマゾンで、人数は1万8,000人にも及ぶ。各報道によると、デバイス部門、小売部門、人事部門で人員削減が行われ、中でもデバイス部門でスマートスピーカー「Echo」や音声アシスタント「Alexa」(アレクサ)の関係者が対象となった。「Alexa」はデバイス販売が好調だったものの、発明者が思い描いたような各家庭の必需アイテムには成り得なかった。
そのほか、AFP通信によるとヒューレット・パッカード(HP)が11月22日、今後3年間で6,000人をレイオフする予定だと発表。同社の従業員数は約6万1,000人。2025年までに年間14億ドルのコスト削減の確保を目標に掲げているとされる。
そのほかの米国のIT、ハイテク大手が発表(実施)した人員削減規模は、公開情報やメディア報道をチェックすると以下のようになる。
アルファベット(ベリリー):230人
テスラ:6,000人
シスコ 4,000人~
セールスフォース:7,000人
メタ:1万1,000人
ツイッター:3,700人
コインベース:2,000人
ロビンフッド:1,100人
ストライプ:1,100人
ショッピファイ(Shopify):1,000人
スナップ:1,000人
リフト(Lyft):700人
クリプト:500人
ネットフリックス:450人
微软裁员1万人
原创 Morketing Global Morketing Global 2023-01-19 13:05
https://mp.weixin.qq.com/s/e_8pPE2w4y2ZyqOGue3WNg