中国本土の大学、研究分野別の“世界ランキング”で順位上昇
世界的な高等教育評価機関であるクアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds、英文略称QS)がこのほど「QS世界大学ランキング(研究分野別)」の第13版を発表した。54の学問分野の上位大学がリストアップされている。
▶研究分野別の世界番付
世界的な高等教育評価機関である「クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds、英文略称QS)」はこのほど「QS世界大学ランキング(研究分野別)」の第13版を発表した。新たに加わった3つの分野を含む54の学問分野について上位の大学を発表している
2023年版QS世界大学ランキング(分野別)では、世界93地域の1,594大学、54分野、15,700以上の大学プログラムが独自の手法で比較分析された。今回は3分野(データサイエンス、マーケティング、美術史)が初めてランキングに加わった。
▶米英、スイスが出色
ランキング結果では、米国の大学が32の分野で筆頭に立った。ハーバード大学は昨年より1つ多い14の分野で1位となり、最も出色したパフォーマンスを示している。MITは昨年と同じ11分野で1位となった。英国の大学は15分野で1位を獲得し、オックスフォード大学が4分野で1位、ケンブリッジ大学とロイヤル・カレッジ・オブ・アートがそれぞれ2分野で1位となった。
このほか、チューリッヒ工科大学が欧州の大学で最も優れた成績を示し、3つの分野で1位を獲得している。スイスの大学はこのランキングで傑出しており、多くの分野で世界トップ10に入った。
▶中国本土の大学の順位が上昇
中国本土の高等教育機関は過去最多となる851の分野別プログラムがランクインしている。昨年の771より大きく数字を上乗せした。51の分野のランキングで好成績を収めており、とくに材料科学、化学、生物科学、コンピュータ科学と情報システムで上位に顔を出している。
世界のトップ20で中国本土からランクインしたのは32分野で、2022年よりも7分野増えた。北京大学がトップ20に11分野、清華大学がトップ20に13分野ランクインしている。また、清華大学は美術史の分野で世界第5位、中国本土では第1位となっている。