みなさんこんにちは、和之夢の柚子です。南京在住4年目になる日本人です。この間妹が中国に遊びに来たので、今回は私の妹から見た中国の姿をお話したいと思います。大家好,我是和之梦的柚子,在南京住了4年的日本人。 前不久我妹妹来中国玩,这次就说说在我妹妹看来,中国有趣的方面。
11月末、私の妹(大学生)が“また”中国にやって来ました。そうです、彼女この3年間で中国に5度も来てるのです。この妹、私が4年前に南京に来るときは「中国になんか行かないで!」「中国語なんか喋れてもカッコよくなんかないんだから!」と捨て台詞を吐いていた妹です(なお当の本人は全く覚えていない模様)。そんな彼女ですが、今はかなりの中国好きとなっています。特に最近は迪丽热巴ちゃんが好きでたまらないようで、この間この写真を送ってあげただけですごく喜んでいました。先日実家に帰ったときは、ずっと安慕希のCMのモノマネをしていました。是的,这三年间她都来中国5次了。也是这个妹妹,在我4年前来南京之时,嚷着“不要去中国!”“就算会说中文,也一点都不酷!”(她本人似乎完全不记得了)。就是这样的她,现在变得相当喜欢中国。特别是最近好像对迪丽热巴着了迷,前几天只是给她发送了这个照片,她就非常高兴。前几天回家的时候,她还一直在模仿安慕希(迪丽热巴代言)的广告。
今でこそ「街に中国の人いたら嬉しくて見ちゃう」というほど中国LOVEな妹ですが、中国に来たことがなかった時抱いていた印象は「汚い・空気悪い・人怖い・お腹壊しそう」のひどい悪口4連発でした。しかし、実際に中国を訪れてみて印象がだいぶ変わったそうです。現在の印象を聞くと「人がめっちゃ優しい!」と答えてくれました。现在是“中国粉”的妹妹甚至会表示“如果在街上见到中国人会觉得很惊喜”,但在她还没来过中国的时候,她对中国可是差评4连发:“肮脏、空气不好、人很可怕、感觉肚子会被吃坏”。 不过,她实际来过了中国之后,印象发生了很大变化。问起现在的印象,她会说 “人非常温柔!”。
妹が初めて中国に来たのは、大学の短期留学プログラム(3週間)でした。その際、友達と上海ディズニーランドに行ったのですが、中国語もほとんど話せず、滴滴も使えない一行は帰りにタクシーをつかまえられず途方に暮れていたそうです。そんな時!偶然通りかかった日本語が話せる優しいお姉さんが、代わりにタクシーを呼び、行先も運転手さんに伝えてくれたそうです。そんなことがあったので、中国の人って優しいなあと感じたそうです。妹妹第一次来中国,是大学时的短期留学项目(3周时间)。那时,她和朋友一起去了上海迪士尼乐园,但他们几乎不会说中文,也不会用滴滴,一行人回去时连出租车都没有打到,不知如何是好。 就在那时!偶然路过一位会说日语的、温柔的姐姐,帮她叫了出租车,还告诉了司机他们要去的目的地。通过这件事,她感觉到了中国人的友善。
今回の旅行でも妹と大きなキャリーケースを持って蘇州の地下鉄駅の階段を駆け上がっていた時、妹のキャリーを持ち上げて「我来帮帮忙吧」と颯爽と手伝って消えていった青年と出会いました。その時、妹は「中国の人の優しさって人間本来の温かさって感じがするよね。」と言っていました。私もこれまでの南京生活のなかで幾度となく見知らぬ人たちの優しさに助けられてきました。もちろん私たちが外国人だからということもあるのかもしれませんが、それでも中国の人たちは「考える前にまず助ける」という習慣が身についているように感じます。这次旅行也是,和妹妹一起拿着大行李箱,在苏州地铁站往上爬楼梯时,遇到了一个年轻人,一边帮妹妹抬起行李,一边说着“我来帮忙吧”。帮忙之后潇洒地消失在人群中。 那时,妹妹感叹:“中国人的温柔,让人感觉是人之初性本善的温暖”。至今为止,我在南京生活期间,也多次受到陌生人的温柔帮助。当然也有可能因为我们是外国人的关系,尽管如此,感觉中国人有种「不要想太多,先帮助再说」的习惯。
日本では、見知らぬ人を助けるのになぜか勇気がいります。そもそも知らない人に話しかける習慣がほとんどありません。なので、手伝うときも少し躊躇してしまうのです。「厚かましいだろうか、恩着せがましいだろうか…」「逆に嫌がられないだろうか…」なんて考えているうちに助ける機会を逃します。逆に助けてもらっても、「何か目的が…?」なんて考えが頭をよぎったりします。(特に若い人の場合)そんな環境で生活している日本人の私たちにとって、中国の人たちのまっすぐな優しさは心にしみるのです。中国の接客態度についても妹はこんなことを言っていました。在日本,总觉得帮助陌生人需要勇气。基本上大家都没有和陌生人说话的习惯。因此,帮助别人的时候就会犹豫。“会不会太厚脸皮了,人家会以为我以恩人自居吧…”“会不会反而被讨厌呢…”,在考虑这些问题的时候,往往就错过了帮忙的机会。反过来,即使自己得到帮助,脑海也会闪过“他有什么目的…?”这样的想法(特别是年轻人)。对于生活在这种环境里的我们日本人来说,中国人直率的友善让人印象深刻。これを聞いた時、確かにな。と思いました。日本に比べるとこっちの接客は雑だったり、不愛想だったりします。でも、冷たいなと感じたことはありません。むしろ、最後ににこっと笑顔を見せてくれたり、話しかけてくれたり温かみが感じられます。このような経験の一つ一つが、妹が中国に持っていた「人怖そう」という印象を「めっちゃ優しい!」という印象に変えていきました。さて5度の中国訪問で中国への印象爆上げ中の彼女ですが、今回の旅行には大きな目的がありました。それはこちら!听到这句时,我觉得确实如此。与日本相比,这里的待客态度感觉比较粗率,不和气。但是,没有感到“冷”。反倒最后还会地露出微笑,与你搭话,能够感受到温暖。 这一个个经历,慢慢刷新妹妹对中国“人很可怕”的印象,变成了现在的“非常温柔!”。 那么,已经来过中国5次,对中国印象直线上升的她,此次旅行有一个大目的。就是这个!
そう、なぜだか日本人がめちゃくちゃ熱狂するパンダ!北海道の動物園にパンダはいないし、東京まで行っても見れるのは数秒だけ…妹は念願のパンダとの対面にたいそう感動したようで、15分ほどパンダの前を動きませんでした。個人的にはパンダよりもカンガルーやアルパカとのふれあいが楽しかったです。中国に来てから初めて動物園に行ったのですが、キリンを見てうっかり「麒麟!!」と叫んでしまいました。伝説上の動物を召喚するところでした…日本語と中国語ややこしい…さて、パンダの他にもう一つ大事な大事な目的がありました。それはこちら!北海道的动物园里没有大熊猫,到东京也只能看区区几秒钟… 妹妹似乎非常感动能亲眼见到心心念念的大熊猫,在大熊猫面前呆看了15分钟都没有动弹。
这也是我来中国之后第一次去动物园,看到长颈鹿时不由惊呼“麒麟(日语中长颈鹿和麒麟都是キリン,读作ki lin)”。感觉在召唤传说中的动物…日语和中文真复杂…(注1)
前から妹が「中国っぽい服で写真撮りたい!」と言っていたので、今回は蘇州に行って漢服体験をしてきました。お店の店員さんが日本語が話せる方だったおかげで妹もスムーズに体験をすることができました。(私は妹をほっぽりだして楽しく体験していました 😄)とっても楽しかったですし、なにより面白かったのは色んな人が「一緒に写真撮ってください!」と話しかけてくることでした。外国人観光客とも写真を撮りましたが、おそらく彼らは私たちも観光客だとは気づいていない…(笑)もう一つ面白かったのは、道行く人が妹の写真を撮ってくれていたことです。很早之前妹妹就说过“想拍汉服照片!”,所以这次去苏州也体验了一下汉服。多亏店里的店员会说日语,妹妹才能够顺利体验。(我把妹妹扔在一边,自己体验得很开心😄)非常开心,最有趣的是,很多人和我们搭话 “一起合个影吧” 。还和外国游客一起拍了照片,但他们好像没有发现我们也是游客…😄
こちらの写真の右端に映っている手は私、つまり私が妹を撮っている時、近くの人も妹を撮ってくれていたのです。しかも、そのあと「いい写真撮れたから送るよ!」と声をかけてきました。そこで微信を交換し、写真を送ってもらったのですが、妹はこの出来事にびっくり。日本だと知らない人の写真を撮ることもなければ、それを送るなんてことはないのです。这张照片右边的那只手是我,也就是说我在给妹妹拍照的时候,旁边的人也拍了妹妹。而且,那之后他和我打了招呼,说“照片拍得不错,发给你吧!”。于是我们当下加了微信,收到了照片,但妹妹觉得这个事情很吃惊。在日本,没有人给陌生人拍照,更不会给陌生人发照片。
下次妹妹来的时候让她吃什么呢?身为姐姐的我,现在开始要思考这个问题了。注1:韩语中的长颈鹿和麒麟也均为기린,读作 gi lin。
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