查看原文
其他

學術夫妻系列講座 || 周曉薇、王其禕@日本中央大學

日本中央大學 中古史研究資訊 2021-07-15

 

〇周暁薇先生公開講演会

 

日 時:20161130日(水)15:0016:30

場 所:中央大学多摩キャンパス 2号館4階研究所会議室2

講 師:周暁薇先生(陝西師範大学歴史文化学院教授)

 

講演題目:周隋王朝に流寓した南朝士人の交流絵巻-新発見の隋開皇8年(588)「朱幹墓誌」を主な手がかりに-(流寓周隋的南朝士人交往図卷—以新見隋開皇八年「朱幹墓誌」為基本線索—)(講演中国語,通訳有り)

要 旨:隋唐墓誌の研究は、21世紀に入り、ますます広く深く研究が進展しており、周暁薇氏は、夫の王其禕氏とともに、近年の墓誌研究を先導されてきた。今回の講演では、長安近郊で発見された南朝出身の系譜をもつ朱幹の新出墓誌を主な題材に、南朝斉梁の時代に呉郡銭塘の名族として知られた朱氏一族の歴史と北朝との関係を復原する。隋開皇8年(588)の「朱幹墓誌」の序文と銘文は、南朝の文学を主導した明克讓(525-594)と庾信(513-581)の遺文であり、本墓誌を手がかりに、南朝と北朝、隋唐の文化史を再検討することが可能となる。周暁薇氏は、夫の王其偉氏との共編になる『隋代墓誌銘彙考』全6冊(北京:線装書局、2007年)や、同じく王其偉氏との共著『片石千秋-隋代墓誌銘与隋代歴史文化-』(北京科学出版社2014年)等の多数の専著をもつ。

 

〇王其祎先生公開講演会

 

日 時:20161130日(水)16:4018:10

場 所:中央大学多摩キャンパス 2号館4階研究所会議室2

講 師:王其祎先生(西安碑林博物館研究員)

 

講演題目:欧陽詢書法の新世界-注目に値するいくつかの長安新出土の唐代墓誌銘を手がかりに-(欧陽詢的書法新世界—値得関注的幾種長安新出土唐代墓誌銘—)(講演中国語,通訳有り)

要 旨:墓誌研究の盛行は、近年における東アジア史研究の大きな特色をなしている。この理由は、近年公刊され続けている質量に富む膨大な墓誌が、伝存の文献史料とは異なる角度からの研究を可能にするからである。今回の講演では、書家として著名な欧陽詢(定説は557-641年)に関わる新出の墓誌を題材に、欧陽詢の書法の特色を再考し、唐初期の社会文化史を新たな視角から照射する。王其禕氏は、世界有数の石刻所蔵研究機関として知られる西安の碑林博物館の研究員として、長年にわたって墓誌研究に従事してきた斯界の権威であり、『隋代墓誌銘彙考』全6冊(夫人の周暁薇氏との共編、北京:線装書局、2007年)等の編者として、近年の中国における石刻研究を主導されてきた。

 

(感謝俊瑋兄提供信息!)


    您可能也对以下帖子感兴趣

    文章有问题?点此查看未经处理的缓存