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【阅读史新书】近現代中国と読書の政治:読書規範の論争史
近現代中国と読書の政治
読書規範の論争史
著者
比護 遥 著
ジャンル
人文科学 > 歴史
発売日
2024/03/04
ISBN
978-4-13-026178-4
判型・ページ数
A5 ・ 288ページ
定価
5,720円(本体5,200円+税)
内容紹介
人々は読書という行為にいかなる期待を込め、そしてその期待はいかなる社会的背景で形作られたのか。1930年代、1980年代の中国を対象に「いかに読むか」に対する論争を歴史的に分析する本書は、過去からつながる現在の中国を理解するとともに、これからの読書を考えるものである。
目次
序章 焚書の政治から読書の政治へ――書物をめぐるシンボリズム
第1章 上海の「グーテンベルクの銀河系」――先行研究・視座・時期設定
第2章 消費する読者への交錯する期待――読書雑誌とその機能
第3章 民族を引き上げる読書――国民党の文化運動
第4章 行動のための読者――左翼にとっての抗戦
第5章 革命的な読書――連続性のなかの毛沢東時代
第6章 読書熱の両義性――ポスト文革へのあゆみ
第7章 未完の「八十年代」――『読書』時代の終焉
終章 読書の政治学
著者紹介
比護 遥
日本学術振興会特別研究員PD、台湾国立政治大学台湾史研究所訪問学者
https://www.utp.or.jp/book/b10045053.html?