新书:久保亨等著《現代中国の歴史:両岸三地100年の歩み》
現代中国の歴史 第2版
両岸三地100年の歩み
久保 亨 著土田 哲夫 著高田 幸男 著井上 久士 著中村 元哉 著
ISBN978-4-13-022026-2
発売日:2019年09月24日
判型:A5
ページ数:304頁
税込3,080円
内容简介
中国近現代史の通史として定評のあるテキストの改訂版.初版刊行(2008年)から10年の間に超大国として世界のなかで位置づけも劇的に変化した中国.第2版では2008年以降の情勢をふまえて増補・改訂し,年表・参考文献も刷新した.新たな現代中国を知るために。
作者简介
久保亨(1953年3月30日 - )是日本歷史學者,專門研究中國近現代史,現任信州大學人文學部教授、歷史學研究會委員長。著有中国経済100年のあゆみ――统计资料で见る中国近现代経済史’(创研出版 1991年/第2版、1995年);戦间期中国〈自立への模索〉――関税通货政策と経済発展’(东京大学出版会 1999年);戦间期中国の绵业と企业経営’(汲古书院 2005年);‘シリーズ中国近现代史4 社会主义への挑戦 1945-1971’(岩波新书 岩波书店、2011年)等。
目录
はじめに――中国とは何か
広大な存在としての中国
多様性と統一性,そして両岸三地
日本人にとっての中国
中国現代史をどう見るか
未来を構想する中国現代史
第1章 中華民国の誕生
1.20世紀初頭の世界と中国
近代世界に引込まれた中国
帝国の衰退と新たな胎動
辛亥革命
2.地方の時代
地方エリートと近代教育の導入
清末民初の議会政治
地域社会と地方軍
「打倒軍閥」
3.民族運動の展開
排外から反帝/愛国運動へ
民族運動の展開
近代的外交の成立
4.革命政党による政治
新思想の影響
共産党の結成・国民党の改組
国民革命の展開
第2章 国民党中国の近代化と抗日戦争
1.自立への模索
国民政府の外交・財政・経済政策
戦間期中国経済の発展
国内統一の進展
抗日運動の拡大と共産党の方針転換
2.帝国日本との対決
東北情勢と九・一八事変
華北をめぐる対立
抗日戦争の始まり
3.抗日戦争と中国の戦時体制
抗日戦争の長期化と第二次世界大戦
国民政府の抗戦体制
中国共産党と抗日根拠地
日本占領地区と東北
4.近代教育と都市文化の展開
大衆文化の活況
教育普及の模索
アカデミズムの成立
近代メディアの発展
5.植民地台湾の発展
台湾の近代
日本の植民地統治
社会統合と民族運動
「皇民化」と戦争動員
第3章 共産党中国の成立と冷戦
1.戦後再建の試みと国共内戦
国民政府の戦後構想とその破綻
行き詰まる戦後中国外交
中国共産党による東北制圧
49年革命と中華人民共和国の成立
2.戦時体制から社会主義へ
新民主主義を掲げた建国
新たな外交の開始と朝鮮戦争
冷戦体制下の社会主義選択
中ソ「蜜月」とアジア外交
3.文化大革命への道とその破綻
中ソ対立と大躍進運動の失敗
文化大革命の展開
反米反ソ外交
4.画一化された社会
革命直後の社会
「単位社会」の形成
政治運動に翻弄される社会
画一性の実際
5.戦後台湾の出発と香港
国民政府の接収政策と二・二八事件
台湾海峡の危機とアメリカ
台湾での国民党統治再建
香港の工業化
第4章 現代の中国と世界
1.改革開放と天安事件
国際緊張の緩和
文革の終息
改革開放路線への転換
民主化運動と武力弾圧
2.冷戦の終結と経済成長
ソ連解体・東欧革命と中国
90年代の改革開放
高度経済成長とWTO加盟
リーマン・ショック後の成長鈍化と新たな対応策
3.多様化する社会
都市における「小康」の実現
農村の変容
価値観の多様化
「強国化」の陰で
4.香港と台湾の変容
香港返還と中国
台湾化と経済発展
台湾の民主化の進展
政権交代と両岸関係の困難
おわりに
富強の中国への道
民主化の可能性
両岸三地の現在,そして将来
日中関係と尖閣問題
日中関係と戦争の記憶
世界の中の中国
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