新书:石川祯浩《红星是怎样升起的:毛泽东早期形象研究》
作者:石川祯浩
译者:袁广泉
出版时间:2020/03
出版社:香港中文大学出版社
页码:300页
ISBN : 978-988-237-173-6
本书简介
考索鲜为人知的历史细节,揭示毛泽东研究的全新面相。本书研究毛泽东的形象在二十世纪三四十年代错综复杂的传播(包括误传)过程,及这一过程所反映的国际政治背景。大体以《红星照耀中国》的出版为界限,前半部分搜集和整理世界各国关于早年毛泽东的肖像或简传;后半部分考察美国记者埃德加・斯诺前往延安根据地采访的经过,以及《红星》出版后在美国、苏联、日本和中华人民共和国的命运。
作/译者简介
石川祯浩,男,1963年生于日本山形县。现任京都大学人文科学研究所现代中国研究中心教授。1988年毕业于日本京都大学,2002年获京都大学博士学位。曾在北京大学历史系留学(1984-1986),任普林斯顿高等研究所客座研究员(2001-2002)。主要从事中国近现代史、中共党史的研究。主要著作有《中国共产党成立史》(中国社会科学出版社,2006)等,发表学术论文《晚清“睡狮”形象探源》《关于孙中山致苏联的遗书》等近50篇。
袁广泉,1963年生。1995年3月、1997年3月先后于毕业于大阪教育大学本科和大学院,2000年毕业于神户大学大学院,获博士学位。同年4月回国,先后任教于曲阜师范大学外国语学院、徐州师范大学外国语学院。2007年受聘于日本人间文化研究机构,在京都大学人文科学研究所从事平民教育运动、中国煤矿史等研究。现为江苏师范大学副教授。发表史学论文多篇,翻译出版《中国共产党成立史》《中国抗日军事史(1937-1945)》。
日文版目录
はじめに――謎の毛沢東像
第一章 知られざる革命家
第一節 毛沢東その人
第二節 中国政界情報誌の毛沢東伝――中国初の毛沢東伝
第三節 一九三〇年代初めの内外人名録での毛沢東
第四節 コミンテルンという組織
第五節 コミンテルンはどれほど毛沢東のことを知っていたか
第二章 マオの肖像――イメージの世界
第一節 欧米は毛沢東をどう見たか――支援者の描いた「さえないおじさん」
第二節 「毛沢東死せり」――コミンテルンの流した訃報
第三節 毛沢東肖像画の登場
第四節 ロシア人エレンブルグの見た毛沢東――国外最初の毛沢東伝
第五節 雨傘を持つ革命家
第三章 国際共産主義運動への姿なき登場
第一節 毛沢東を持ち上げる王明――初の著作集の出版
第二節 ハマダンの毛沢東伝
第三節 「毛沢東伝略」――中国共産党員によって初めて書かれた毛沢東評伝
第四節 モスクワの毛沢東伝――コピー・アンド・ペーストの世界
第五節 高自立のその後
第四章 太っちょ写真の謎
第一節 太っちょ毛沢東の初登場――山本實彦著『支那』
第二節 朱徳写真という手がかり
第三節 太っちょ毛沢東を掲載したのは誰か
第四節 波多野乾一の中国共産党研究
第五節 外務省情報部――国民に何を伝えるか
第六節 あの太っちょは誰か
第五章 スノー「赤い中国」へ入る
第一節 絶妙だった取材のタイミング
第二節 同行者と仲介者――ハテム、馮雪峰、劉鼎
第三節 届かなかった荷物――劉鼎と「魯迅のハム」
第四節 妻ヘレン・フォスター(ニム・ウェールズ)の貢献
第五節 『赤い星』は毛沢東の検閲を受けたものだったのか
第六章 「赤い星」いよいよ昇る――名著の誕生とその後
第一節 「赤い星」誕生
第二節 寄せられる称賛と批判
第三節 『赤い星』英語版のその後
第四節 『赤い星』中国語版――『西行漫記』とスノー
第五節 人民共和国での『赤い星』―― 秘匿された名著
第六節 ソ連と『赤い星』
第七節 戦前・戦中日本での『赤い星』
第八節 戦後日本での『赤い星』
附 録 エレンブルグ「毛沢東――略伝」