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【隊長の出発進行!】最新復興号の商務席に乗る。広州南〜長沙南

【隊長の出発進行!】最新復興号の商務席に乗る。広州南〜長沙南

広州南駅に停車中のCR400BF-Z型は6月25日より北京広州間を運行

 2021年6月25日より、北京と広州間を結ぶ京広高鉄線で新型車両が誕生した。CR400BF-Z型と呼ばれる車両は、北京西と広州南の間を1日片道1本運行しており、今回は豪華な商務席に乗って広州南駅から長沙南駅まで乗ってきた。


今度こそカッコいいデザイン

長沙南駅で新旧の復興号が並ぶ。新型はライト周りのデザイン処理が素敵

 北京西〜広州南間を結ぶG65/66次で使用するこの復興号は、別名智能動車組とも呼ばれており本来なら自動運転も可能と言われているが、流石に片道2300㎞区間を8時間かけて運行するためちゃんと運転士が付いている。見た目は同時期に誕生した他の復興号シリーズと模様の一部が違っているだけで区別しづらいが、一言言ってJR新幹線の500系に似たかっこよさが伝わってくる。

いっぽう北京上海間では、CR400AF-BZという1編成17両の大型輸送対応の車両が運行に就いている

2017年に登場したこの2種類の復興号はライト周りのデザインがネックでカッコいいとは言えなかった

 というのも、中国鉄道の車両デザインは一部の日系、欧米系車両を除けば「どうして?」と首を傾げたくなるダサいデザインのオンパレードだったが、今回のCRシリーズでだいぶ改善された。むしろ、最初からこのデザインで行けばよかったのにと思うくらいの雲泥の差。

CR400BF-Z型の解説書

 引き締まったフロントマスクの後方にから車両サイドに掛けて波を打つ赤とオレンジのラインがシルバーボディにピッタリでこれまた従来とは違ういい方向のデザインだ。

 この車両で使用するCR400BF-Zは1編成8様で4編成が製造された。そのうち、2編成ずつ連結し16両編成を1ユニットとして北京西駅と広州南駅の双方より発車している。

 マイナス点を挙げるなら、この車両は予備車がないため、壊れたらそのまま運休してしまう。流石に登場間もない車両がいきなり壊れることはありえないだろうが。


商務席を選んでみたら…

 今回はせっかくの新型車両だから滅多に乗れるものではない商務席をチョイス。乗車区間は広州南〜北京西のうち途中の長沙南まで。正直なところ全区間商務席で乗り通すことはできなくはないが、片道2724元と軽く引く金額。だったら、一度長沙まで行ってから、長沙から北京までは毛沢東号(Z2次)に乗れればいいやと考えた次第である。

 それでも広州南〜長沙南までの料金は995元と決して安くはない(笑)。こういった価値のある車両には「お金で買えない価値がある」付加価値があることを信じるしかない(笑)。
 12306のオンラインで買ったらSMSで商務席専用通路と商務席待合室の通知が来た。

広州〜長沙間の列車料金と12306から来たSMS案内

 ちなみに、乗車当日は地下鉄で広州南駅に向かったため、駅の外に出ることはせずそのまま一般客と一緒に駅舎の中に入ってしまい、広い待合室の中では商務席専用の待合室が見つからなかった。

 よくよく中国語のメッセージを読み直すと、一般の駅入り口よりさらに奥に行ったところにあるという。大勢の人混で駅の中に入るのに一生懸命だったためちょっと行きそびれたことを後悔している。こりゃあリベンジもありかも。


高いお金を出した甲斐はありました…

 今回乗車した車両は途中長沙南駅下車のためか、先頭車の前後がお見合いする列車編成中間の9号車に乗ることになった。ホームに下りてからまずは先頭車両まで駆け足で行き、急いで撮影したあとまた9号車まで折り返しダッシュはちょっときつかった(笑)。

今回は18号車が先頭で9号車はその中間。ちょうど先頭車両同士がお見合いしている位置になる

シートタイプは航空機のビジネスクラスでも採用されているスタッガードタイプでこちらの方が従来型より空間を生かしている

 商務席は1部屋6席となっており、通を挟んで1列3席の構成で両列とも前後入り組んだスタッガードシートタイプ。まるで航空機のビジネスクラスレベルだ。このG66/65次の商務席は両端の先頭車両にあるため合計4両の24席である。

スマホのワイヤレス充電対応機能

 これまで無駄な隙間が目立った従来の復興号の商務席から車内環境を改善することを目指したのかだいぶスッキリ感が出ているし、何より手が届く範囲にスイッチ類や最新のiPhoneやスマホを置くだけで充電できるワイヤレス機能のトレイもある。しかも各シートごとに半扉まで設けているので乗客の一部のプライバシーも守られているというのも安心だ。

商務席案内パンフレット

従来の商務席から見られた180度フルフラットできるパワーシートは健在。足を伸ばせます

 スイッチ1つで背もたれが180度までスライドするパワーシートは健在で、これで出発から途中下車まで横になって楽ちんな思いが出来たことはいうまでもない。これを楽しみたいだけに995元も出した甲斐があったというものだ。Wifi機能もあったが、残念ながらこちらは外部との接続は出来ず、予め中国鉄道が用意した動画や映画、音楽といったコンテンツ飲みが楽しめるのみで、中国語が理解できなかったり、中国のコンテンツの興味がなければ意味がない。

Wifiはスマホからでも設定できるが、あくまでも中国鉄道が用意したコンテンツが楽しめるのみで、外との接続はできない

 途中、ドリンクサービスがあったり、車販弁当のサービスがあったりと至れり尽くせりのサービスのおかげで車窓の風景を楽しむ間もなくあっという間に長沙南駅に到着。2時間17分の天国だった。

 本来このタイプの商務席はやはり最低でも5時間は乗っておきたい。G66次なら武漢までだが、3,5時間で商務席に1458.5元も出していいのかと考えればこれまた迷う。ただ、ビジネス出張でこういった乗り物に対し経費が許されるなら遠慮なく乗っておこう。

料金に含まれている車内弁当は3種類ほどの中から選択できる


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