【每周作文】「ターミナル・ケアについての私見」

题目：次の文章を読み、「ターミナル・ケアについての私見」をテーマに、ターミナル・ケアの今後の課題、あなたの考え、私たちのできることなどについて、600 字～800 字の作文を作成しなさい。文体は簡体（だ・である体）にすること。

５段階評価：

１，たいへんよくできました。

２，よくできました。

３，ふつう。

４，もう少しです。

５，もう少しがんばりましょう。

評価：１，たいへんよくできました。日本語としての完成度95％、この人の日本語は本物です。「あと少し」で100％の日本語を書ける日本語力を既に持っている人です。内容もしっかりとした自分の考えであることが読み取れる。また文法的な日本語の運び、流れにも不自然なところがなく、普通の日本語として読める。完璧な日本語へ更なる錬磨を期待します。あとは、細かいことに常に厳格に注意して完璧な日本語を目指せばベストです。

なお「死」と「死亡」について最後に「注」をつけました。

ヒューマニズムは社会の発展によって徐々に重視されている。現代の医療はその理念を貫き、技術だけではなく、患者の精神面にも配慮している。しかし実際に、ターミナル・ケアについてはまだ様々な問題を抱えている。

まずは精神面のケアとは、優しさ以外にどうするべきかという問題である。延命させることは人の体を救い、共感を覚えることは人の魂を救う。患者を優しくケアする上に、相手の考えを理解することも掛け替えないと思っている。不自由な患者をケアすることは面倒くさいと思う人が多いが、病気で日々他人の世話になる方はどうの（→どの）ような考えを抱いているだろう。そこまで考えないと、重病患者のケアもろくにできないと思う。それゆえ、気を長くして患者の話に耳を傾けることは重要である。

次に、生と死の概念を自然に受け入れるかという問題である。中国では「死」を語るのがよく不敬と見られる。特に目上の人の前では、まるでタブーのようなもので、なるべく避けることは一般的である。しかし、こうしたこそが（→？ことが）余計なストレスをもたらした（→もたらしている）。人間は生まれてから、死亡（→死）に向かって歩いていると言われるように、極自然な概念である。自らこれを受けられなかったら、この話題になると先に不安になり、死亡（→死）に直面する患者を助けって（→助けて）不安や恐れを振り捨てることができないだろう。言い換えると、死生観の教育は（→を）普及しなけれ（ば）ならない。

要するに、ターミナル・ケアに対して、相手と共感する能力を生かすことが大事である。また、基礎的な教育から、死生観に関わる教育の重要性を強調し、それを義務教育の範囲に入れようと呼びかけなければならない。医療技術は今後も絶えずに（→絶えず）進んでいき、どのように患者を物心両面に（→で）支えるかと考え続けなければならない。

 　☆説明は難しいが、ここでは「死」が相応しい、微妙に使い方が異なる。「死亡」は事実として、「死」は概念として。

　し【死】①しぬこと。命がなくなること。「事故―」②律の五刑の一つ。絞(こう)・

① 死ぬこと。生命がなくなること。生きる機能を失うこと。また比喩的に、ものごとの死んだようなさまをもいう。仏教では、これを四大(しだい)の離散とし、また寿命と体温と心識とがなくなることと説く。斬(ざん)の2種があり、斬は絞より重い。③野球で、アウトのこと。「二―満塁」

　しぼう【死亡】人が死ぬこと。死没。「交通事故により―した」広辞苑

　しぼう ‥バウ 【死亡】〘名〙 死ぬこと。死去。死没。▷ 令集解（868）戸「戸内男皆死亡、无レ男時、自成二女戸一耳▷ 愚管抄（1220）五「七日ばかり物を食せで後、さうなくよき酒を飲せなどしてやがて死亡してけり」 〔孟子‐梁恵王・上〕

精選版日本国語大辞典 (C) SHOGAKUKAN Inc.2006

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