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【「新聞聯播」の舞台裏を覗く】「国の顔」になる条件とは?

2016-06-21 人民網日本語版 人民网日文版



CCTV「新聞聯播」は、中国国内で最高の視聴率を誇り、影響力が最も大きい報道番組で、「中国政界の動向を知るための番組」と言われている。番組の重要性から、同番組のキャスターも、視聴者から「国の顔」という愛称で呼ばれている。では、一体どんな人物が「国の顔」を務めることができるのだろうか?CCTV編集室の公式アカウント「CCTV看点」にこのほど掲載された文章で、「新聞聯播」の舞台裏の秘密が解き明かされた。

 

○「大きすぎる鼻」は不適格

 

「国の顔」は絶対「国」型の顔(やや大きな四角形の顔)でなければならないのだろうか?「新聞聯播」キャスターに求められる条件は極めて高い。「国の顔」は、決して、絶世の美男美女といった整った顔である必要はなく、外見の風格、標準語のアナウンスレベルや知識、学歴などの基本スキルのほか、見た目の感じよさと、眼には生き生きとした輝きが必要とされている。また鼻が大きすぎる人は、「国の顔」としてあまりふさわしいとは言えない。鼻は顔の真ん中に位置しているので、あまり大きすぎると、ついつい視聴者の注意がそこに集中してしまうためだ。

 

「国の顔」の任務は重大で、そのイメージも好きなようにスタイリングしてはならない。キャスターは、ひげや髪の毛を長く伸ばしたり、眉を細くしたりしてはならず、整形などはもってのほか。そのファッションもシンプルで上品、優雅さを重んじ、夏はやや薄い色合い、冬は深みのある色合いの衣装を選ばなければならない。新年や祝日の場合は、女性キャスターは赤のチャイナ服を着用するなど、それらをやや意識したファッションとなる。

 

また「男性は右側、女性は左側」というこのキャスターの座る位置も視覚的なバランスを考えてのことだという。なぜならCCTVのマークは常に画面左上に表示されるため、背が低い女性キャスターがマークの下になるように座ることで、バランスのとれた構図となるためだ。

 

○重大なアナウンスミスを犯すと直ちに降板

 

「新聞聯播」のオープニングクレジットは変わったが、エンディングクレジットは30年以上にわたって全く変わっていない。ライトが次第に落ち、字幕が流れ、キャスター2人が原稿を片付けながら簡単な会話を交わすという流れで終了する。では彼らは一体何を話しているのだろうか?それは「お疲れさま。今日もミスなく終えることができて良かった」とお互いを労う会話がほとんどだという。「新聞聯播」は生放送なので「テレプロンプターの故障」や「重大臨時ニュースの発生」などの緊急事態がいつ起こるともわからない。そのためキャスターの読み間違えも避けられない。最も重大なアナウンスミスと言われているAタイプの間違いを犯した場合は、即時降板という厳しい処分が待っている。挽回不可能な間違いをキャスターが犯した場合、当日の放送終了後、即降板となり、翌日にはリストラ。このように、キャスターたちは、創造を絶するほどの心理的圧力を背負っているのだ。

 

○本番の準備は3時間前から

 

番組は午後7時から7時半までだからといって、キャスターは30分間働けばよいというわけではない。キャスターは放送開始の3時間前には局入りして、ニュース原稿を読み、メイクをして、録画済みのビデオをチェックするなど事前準備をしなければならない。生放送終了後も再放送が終了する午後9時半まで、オフィスで待機していなければならない。気づいている視聴者は少ないかもしれないが、例えばAFCチャンピオンズリーグ2013決勝ラウンド第2試合開催日には、再放送の回に試合の生中継映像が加えられるなど、時に細かい修正が行われることもあるからだ。


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