【健康】日本人にとっての健康食品・サプリメント
世界一の長寿国である日本の人々は、健康に常に気を配っている。そのため、健康食品・サプリメントの種類が豊富なだけでなく、大変人気が高い。日本の健康食品・栄養食品関連の企業による業界団体「健康・栄養食品協会」の業務グループが最近、健康食品・サプリメントの購入者を対象にアンケート調査を行ったところ、回答を得た624件のうち、満足度は63.8%に達していることが分かったほか、服用の頻度に関しては、「ほとんど毎日服用している」との回答が73.7%を占めた。人気の健康食品・サプリメント上位は、「グルコサミン·コンドロイチン」、「マルチビタミン」、「健康茶」、「ブルーベリー」などだった。
日本の健康食品・サプリメントには、カプセル状のほか、溶かして飲む粉タイプやおやつタイプなど、さまざまな形状に加工されている。カプセル状の健康食品・サプリメントは主に、マルチビタミンや肝油など栄養補給型で、中国のものと似ている。最も人気がある「グルコサミン·コンドロイチン」と「マルチビタミン」もこのタイプだ。グルコサミン・コンドロイチンは、深海魚から抽出されるブドウ糖とサメのコンドロイチンからなっており、関節痛や関節炎に有効だ。仕事で長時間座っているホワイトカラーや高齢者は肩関節周囲炎になりやすく、この種の健康食品・サプリメントは、それを効果的に和らげてくれる。
ミニカプセルは、比較的代表的な健康食品・サプリメントで、日本ではドリンクやおやつタイプの健康食品・サプリメントのほうがよく売れている。
溶かして飲む粉タイプの健康食品・サプリメントの原料は非常に豊富で、そのほとんどがグレープシード、オオムギ、イチョウ、オオムギ若葉(青汁)など、薬用価値が非常に高いものだ。
また日本人に最も愛されている健康飲料が健康茶で、伝統的な日本人の飲み物である「緑茶」に取って変わろうとしている。中国人も、スイカズラ、トチュウ、菊の花、バラなど体に良いものを飲み物に入れるのが好きだ。前者と後者の最大の違いは、前者は、粉末に加工され、便利なティーバッグになっているため、自分で配合する必要がないほか、体に吸収されやすい点だ。
その他、ビスケットやキャンディータイプの健康食品・サプリメントもたくさんある。風邪の予防に効果的な龍角散入りのキャンディーや、食べると体から香りの成分を発散するソフトキャンディ、さらに、脳に良いとされる黒豆入りのビスケット、ビタミンや繊維、たんぱく質などを補給するグミなど、思いもよらないような機能性おやつがたくさんある。
中国では、体調を崩すなど必要に迫られて初めて健康食品・サプリメントを服用する場合が多い。そして、依存性があると思っている人が多く、中年や高齢の人以外に、長期間服用する人はほとんどいない。一方、日本では、赤ちゃんの頃から大人になるまで、子供に健康食品・サプリメントを与えている人も多い。健康食品・サプリメントは長期間使用することで、少しずつ健康な体ができると信じているためだ。
生活のリズムが速いため、栄養のある料理をゆっくり作ることができず、普段の食事を通してビタミンやミネラルなどを十分に取ることができないという人が多い。そのような時、健康食品・サプリメントは栄養補給するのに役立つ。そして、そのほとんどが天然のものから抽出されているため、長期にわたって服用しても、副作用はない。
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