【楽しもう】世界各国の駅弁 あなたのお好みは?
列車で行く長旅に欠かせないのは何と言っても駅弁。世界各国の駅弁にもそれぞれ特徴がある。ここでは各国の駅弁を紹介してみよう。
【中国】
高速鉄道に乗ったら何を食べるかについては、常に乗客の間で話題の的となってきた。中国鉄路総公司が打ち出した「中国鉄道グルメ」シリーズ商品は、さまざまな地域・季節・時間帯・消費ニーズに対応し、もともとあった弁当をベースに開発された、包子(パオズ)、餃子、麺類および各種ローカル色豊かな食事で、メニューの種類は、これまでの300種あまりから400種余りに増えた。
蒙古肉餅、流亭豚蹄(青島・流亭の豚足)、膠東大饝(マントウ)――。高速鉄道列車の乗客にとって、お弁当以外にも、楽しめる食事のバラエティがさらに増えた。
【日本】
サンリオの人気キャラクター「ぐでたま」の駅弁。
「顔面偏差値」の高さで世界に知られているのが日本の駅弁。130年以上の歴史を誇り、早くから日本の食文化の代表の一つとなっている。また、毎年7月16日は1885年に宇都宮駅で、日本で初めて駅弁が発売されたため「駅弁記念日」となっている。
日本の駅弁の種類は非常に豊富。ほとんどが現地の名産品を食材として使っており、季節ごとに限定品の駅弁も発売される。また、人気のアニメキャラクターをモチーフにした駅弁もあり、楽しみ満載だ。
北海道新幹線開業記念駅弁。
日本の駅弁は、肉を使ったおかずであっても、揚げ物であっても、温めずにそのまま食べるのがほとんどだ。
【韓国】
韓国KTXの駅弁。
韓国料理と言えばキムチで、もちろん駅弁にも欠かせないおかずとなる。牛肉とハルサメの炒めものにチヂミなどのおかずを添えたものが最も一般的。それを基礎にグレードアップ版もあり、日本と同じく温めずに食べることが多い。
韓国風巻きずし。
韓国の国民料理「手巻きずし」も、持ち運びやすく、冷たくてもおいしいため、駅でよく売られている。
【インド】
インドで列車に乗る時に、少し料金が高めの車両の切符を買うと、目的地に着くまで、1日3食、デザート、アフターヌーンティなど全てが付いてくる。5時間で5食、20時間で12食食べた人もいるという。
【ベルギー】
ベルギーの駅弁もバラエティに富んでいる。らせん状のパスタ・フジッリや魚、サラダ、パン、チーズ、リンゴにビール。とてもオシャレな旅を満喫できそうだ。
【ポルトガル】
ポルトガルの駅弁はかぼちゃスープにパン、フィッシュライス、ティラミス。
【フランス】
目を疑ってはいけない。これは昨年、パリの駅で大人気となった駅弁だ。2015年、JR東日本はフランス国鉄と提携して、パリ・リヨン駅に期間限定で出店して駅弁を販売した。
フランスの一般的な駅弁はパン、サンドイッチ、フルーツがメイン。欧洲のほとんどの国の駅弁もほぼ同じだ。写真の左角に注目して欲しい。当然のごとくワインもつくのだ!
【タイ】
タイの駅弁は基本的にグリーンカレーがメイン。卵焼きが添えられていることもある。その他、パッタイやカレーなどもある。
これはタイやマレーシアで売られているミニ弁。タイ風チャーハンをバナナの皮で包んでいる。少し敬遠しそうな見た目かもしれないが、その味は抜群という。
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