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【ふりがな付き】「続・深夜食堂」が間もなく封切 中国でも人気の日本の癒し系作品

2017-07-06 人民網日本語版 人民网日文版

日本映画(にほんえいが)(ぞく)深夜食堂(しんやしょくどう)」が18(にち)中国大陸部(ちゅうごくたいりくぶ)封切(ふうきり)となる。上海国際映画祭(しゃんはいこくさいえいがさい)で、観客(かんきゃく)たちは一足先(ひとあしさき)同映画(どうえいが)鑑賞(かんしょう)することができ、さらには同映画(どうえいが)を手がけた松岡錠司監督(まつおかじょうじかんとく)主演(しゅえん)小林薫(こばやしかおる)映画祭(えいがさい)のため訪中(ほうちゅう)し、(おお)くの観客(かんきゃく)から熱烈(ねつれつ)歓迎(かんげい)()けた。

2009(ねん)日本(にほん)ドラマ「深夜食堂(しんやしょくどう)」のシーズン1が放送(ほうそう)されてから、現在(げんざい)までに4シーズンにわたり放送(ほうそう)されており、情報(じょうほう)コミュニティサイト・豆瓣網では、中国人(ちゅうごくじん)のネットユーザーの評価(ひょうか)により、(ぜん)シーズンとも8.5ポイント以上(いじょう)となっている。ストーリーは安倍夜郎原作(あべやろうげんさく)同名漫画(どうめいまんが)をリメイクしたもので、(どう)ドラマでは日本(にほん)下町(したまち)人情(にんじょう)(えが)かれているが、そこに登場(とうじょう)する人物(じんぶつ)共通(きょうつう)する感情(かんじょう)は、(こと)なる言語(げんご)背景(はいけい)文化(ぶんか)()観客(かんきゃく)(こころ)(とら)えている。また、料理(りょうり)()()んだ気持(きも)ちを(いや)すという(てん)だけでなく、来店(らいてん)する(きゃく)たちが(かか)える自身(じしん)()()ちや、深夜食堂(しんやしょくどう)という(せま)環境(かんきょう)無意識(むいしき)のうちに帰属意識(きぞくいしき)(もと)める、(わらい)あり(なみだ)ありの(ぬく)もりあふれる雰囲気(ふんいき)がより重要(じゅうよう)なものになっている。

これほど視聴者(しちょうしゃ)(あい)されている(どう)ドラマは、映画版(えいがばん)2本制作(ほんせいさく)された。映画版(えいがばん)では、松岡監督(まつおかかんとく)から主役(しゅやく)小林薫(こばやしかおる)、さらには常連客(じょうれんきゃく)人物(じんぶつ)までドラマと(おな)じスタッフ・キャスト(じん)で、ドラマ(ばん)(おな)()ごたえある面白(おもしろ)さを十分(じゅうぶん)(のこ)している。

6(がつ)開催(かいさい)された上海国際映画祭(しゃんはいこくさいえいがさい)で、「(ぞく)深夜食堂(しんやしょくどう)」は中国(ちゅうごく)(はじ)めて上映(じょうえい)され、上映後(じょうえいご)小林薫(こばやしかおる)登場(とうじょう)し、観客(かんきゃく)()けて、「()べたいものがあったら、(なん)でも()ってよ」という作中(さくちゅう)でお馴染(なじ)みのセリフを披露(ひろう)した。

小林(こばやしかおる)訪中(ほうちゅう)3回目(かいめ)、 「(まち)変化(へんか)(おお)きかった」

今回(こんかい)中国(ちゅうごく)(おとず)れるのは3回目(かいめ)となった小林薫(こばやしかおる)だが、前回(ぜんかい)訪中(ほうちゅう)からすでに20年以上経(ねんいじょうた)っているのだという。小林薫(こばやしかおる)はスケジュールが(いそが)しい(なか)でも、(くるま)での移動時間(いどうじかん)利用(りよう)して、上海(しゃんはい)街並(まちな)みを観察(かんさつ)し、(すこ)しでも見覚(みおぼ)えのある場所(ばしょ)を見つけようとしたものの、(まち)変化(へんか)(おお)きく、過去(かこ)記憶(きおく)現在(げんざい)上海(しゃんはい)(むす)びつけることはできなかったということだ。

中国(ちゅうごく)観客(かんきゃく)たちにとっては、当然食(とうぜんた)べものについての話題(わだい)(とく)重要(じゅうよう)。「『深夜食堂(しんやしょくどう)』の(なか)中国料理(ちゅうごくりょうり)登場(とうじょう)させるとしたら、(なに)(えら)びますか?」という質問(しつもん)松岡監督(まつおかかんとく)は、「北京(ぺきん)ダックですね」と(こた)えた。それに(たい)して、小林薫(こばやしかおる)(こた)えはより庶民的(しょみんてき)で、上海(しゃんはい)の葱油拌麺(ネギ(あぶら)()えそば)が()きだとした。

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