【ふりがな付き】史上最強？スパイシー好きな英国人男性、中国の激辛調味料に挑む

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米国(べいこく)では今(いま)、並(なら)んでも買(か)えないほど、四川省(しせんしょう)の辣醤（辛子(からし)みそ）が大流行(だいりゅうこう)している。このほど中国在住(ちゅうごくざいじゅう)の英国人男性(えいこくじんだんせい)が中国(ちゅうごく)の様々(さまざま)な辣醤の食(た)べ比(くら)べを行(おこな)った。

四川省(しせんしょう)の辣醤人気(にんき)は、アメリカのアニメ「リック・アンド・モーティ」の主人公(しゅじんこう)のリックの大好物(だいこうぶつ)「ムーラン四川辣醤」が起因(きいん)。この四川辣醤(しせん　　　　)は1998年(ねん)に誕生(たんじょう)し、劇場版(げきじょうばん)アニメ「ムーラン」にも登場(とうじょう)している。

その「ムーラン四川辣醤(しせん　　　　)」の本尊(ほんぞん)とも言(い)うべき四川(しせん)辣醤が「郫県豆瓣醤（トウバンジャンの一種(いっしゅ)）」。中国(ちゅうごく)でも各家庭(かくかてい)に1(ひと)つは常備(じょうび)されていると言(い)われるほど、とても人気(にんき)が高(たか)く、通常(つうじょう)、調味料(ちょうみりょう)として料理(りょうり)の味付(あじつ)けに使(つか)われる。しかし英国人男性(えいこくじんだんせい)はそのまま口(くち)に含(ふく)み、「この辣醤はとてもしょっぱくて辛(から)い、しかもだんだん辛(から)さが増(ま)していく。そのまま食(た)べるのは間違(まちが)いだったかも」とコメント。

続(つづ)いては、中国(ちゅうごく)で最(もっと)も人気(にんき)が高(たか)いと言(い)われる貴州省発祥(きしゅうしょうはっしょう)の「老干媽（ラオガンマー）」。英国人男性(えいこくじんだんせい)は、「老干媽はそこまで辛(から)くない。多分監督(たぶんかんとく)は僕(ぼく)の辛(から)さへの耐性(たいせい)を甘(あま)く見(み)てるんじゃないか」とコメント。

湖南省発祥(こなんしょうはっしょう)の「剁椒辣醤」も味付(あじつ)けに使(つか)うことが多(おお)い。

四川省(しせんしょう)は湿度(しつど)が高(たか)いため、唐辛子(とうがらし)の生産(せいさん)には最適(さいてき)。また四川(しせん)の人々(ひとびと)は唐辛子(とうがらし)には体(からだ)の「湿気(しっけ)」を取(と)り除(のぞ)く効果(こうか)があると考(かんが)えているため、四川料理(しせんりょうり)に欠(か)かせない。英国人男性(えいこくじんだんせい)が試食(ししょく)した「油辣子」にはピーナッツも入(はい)っている「食(た)べるラー油(ゆ)」だ。

海南島(かいなんとう)で生産(せいさん)される黄色(きいろ)い唐辛子(とうがらし)を使(つか)った「黄灯篭辣椒醤」は他(ほか)の辣醤と異(こと)なり、黄色(きいろ)い色(いろ)をしており、中国(ちゅうごく)の辣醤の王様(おうさま)と呼(よ)ばれる。ダイエット効果(こうか)や食欲増進(しょくよくぞうしん)、消化促進(しょうかそくしん)、風邪予防(かぜよぼう)などの効果(こうか)があるという。英国人男性(えいこくじんだんせい)は、「この辣醤は特(とく)に辛(から)い。もうこれ以上(いじょう)の試食(ししょく)は無理(むり)。撤収(てっしゅう)！」と辛(から)さに音(ね)を上(あ)げた様子(ようす)でつぶやいた。

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