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【来た!】17年中国メディア流行語トップ10発表 「十九大」や「新時代」がランク入り

2017-12-12 人民網日本語版 人民网日文版

 「今年の漢字」を選考するイベントの重要な一環として、北京語言大学国家語言資源モニタリング・研究平面媒体センターがこのほど、「2017年度中国メディア流行語トップ10」を発表した。「十九大(中国共産党第19回全国代表大会)」、「新時代」、「共享(シェア)」、「雄安新区」、「新興5ヶ国(BRICS)」、「人工知能(AI)」、「人類運命共同体」、「天舟1号」、「腕まくりして頑張ろう」、「初心を忘れず、使命を胸に刻む」などがランク入りした。

 人々は言葉を通して世相を描写し、記録しているが、言葉そのものも変遷する世界の中で、しっかりと足跡を残している。その足跡は、人々が注目しているものを記録し、喜怒哀楽と数々の大きな変化をしっかりと刻んでいる。今年のメディア流行語は、今年を代表する出来事、世相、多くの人の思いを総括し、世界の変化と時代の変遷を記録している。



十九大

 中国共産党第19回全国代表大会は10月18日から24日にかけて北京で開かれた。テーマは「初心を忘れず、使命を胸に刻み、中国の特色ある社会主義の偉大な旗印を高く掲げ、小康社会の全面的完成の決戦に勝利し、新時代の中国の特色ある社会主義の偉大な勝利を勝ち取り、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に向けてたゆまず奮闘しよう」だった。同大会は、小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的な完成の決戦の段階として、また中国の特色ある社会主義が新時代に突入する重要な時期に開催された重要な大会となった。

新時代

 10月18日、習近平総書記は中国共産党第19回全国代表大会で、「小康社会の全面的完成の決戦に勝利し、新時代の中国の特色ある社会主義の偉大な勝利を勝ち取ろう」と題する報告を行い、「中国の特色ある社会主義は新時代に突入した」と宣言した。新時代への突入は、共産党と国家事業の発展を見据えた全面的な視野と、改革開放から約40年を経て、中国共産党第18回全国代表大会からこの5年間で得られた歴史的な成果と歴史的な変革を考慮した上での科学的な判断と言える。この新時代において、先人の成果を受け継ぎ新たな成果を積み上げ、将来の発展の道を切り拓き、新しい歴史という条件の下、中国の特色ある社会主義の偉大な勝利を引き続き勝ち取っていく。

共享(シェア)

 シェアは、シェアリングエコノミーにおける中心的な理念で、所有権ではなく、物品の使用権を強く訴えかけている。シェアリングエコノミーは、使われていない資源をソーシャル・プラットフォームを通じて他人とシェアし、そこから收入を得る経済現象を指す。2016年、シェアリング自転車が登場し、「シェア」という概念が多くの人の目にとまるようになった。そして、17年、シェアリングエコノミーは急速に発展し、シェアリングエコノミーとコラボする業界が増え続け、その規模も拡大を続けている。自転車や自動車、傘、モバイルバッテリーといったシェアなどが続々と登場し、人々の想像力を掻き立てるだけでなく、遊休資産を合理的に利用しようとする試みが進められている。

雄安新区

 4月1日、中国共産党中央委員会と国務院は、河北省保定市に国家級新区「雄安新区」を設立することを発表した。習近平総書記を中心とする党中央が行った重大な歴史的戦略決定で、深セン経済特区や上海浦東新区に続く、中国全土においても大きな意義を持つこの新区は、「千年の大計」であり、「国家の大事」と位置付けられている。雄安新区が設立されることで、北京の非首都機能を集中的に分散させ、人口・経済が密集している地域の開発の新たなスタイルを最適化し、北京・天津・河北省の都市配置・スペースの構造を調整・最適化し、イノベーション駆動型の発展ための新たな原動力を育成する面で、重大な現実的意義と奥深い歴史的意義を帯びている。

新興5ヶ国(BRICS)

 新興5ヶ国(BRICS)は、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5ヶ国の頭文字からその名がつけられている。2006年から現在に至るまですでに11年目を迎えた。17年1月1日、中国は正式に新興5ヶ国(BRICS)の議長国となり、9月3日から5日にかけて、第9回BRICS首脳会議が、福建省厦門(アモイ)市で開催された。テーマは、「BRICSパートナーシップを深め、さらに明るい未来を切り開く」。習近平主席は同会議で、▽実務的協力を深化させ、共同発展を促進する▽世界のガバナンスを強化し、共に問題解決に取り組む▽人的・文化的交流を展開し、民意の基礎を固める▽メカニズムの構築を推進し、さらに幅広いパートナーシップを構築するという4つの期待を語った。

人工知能(AI)

 長年の研究を経て、人工知能が新たな発展段階へと突入している。人工知能の発展という重大な戦略的チャンスをしっかりとものにし、人工知能の発展分野における中国のファースト・ムーバーズ・アドバンテージを構築し、イノベーション型国家・世界テクノロジー強国の建設を加速させるために、7月20日、中国国務院は「次世代人工知能発展計画」を発表した。同計画は2030年までの中国の次世代人工知能発展を導くための思想、戦略目標、重点任務、支援対策を示しており、中国の人工知能の発展を一層加速させるための重要な基礎を築いている。

人類運命共同体

 人類運命共同体とは、自国の利益を追求すると同時に、他の国の利益も合理的に考慮に入れ、自国の発展を通して他の国の発展をも促進することを目指す概念だ。人類には一つの地球しかなく、各国が一つの世界で共存しているため、「人類運命共同体」の意識を提唱していかなければならない。10月18日、習近平総書記は中国共産党第19回全国代表大会で、「平和な発展の道を堅持し、人類運命共同体の構築を推進する」とした。人類運命共同体構築の推進は、世の移り変わりに関わらず常に「世の中」に関心を抱き続けてきた中華文明の思いから生じており、中国の指導者が世界の大勢を正確に把握した上で提案する「中国の案」、新時代における中国の特色ある大国外交の実践でもある。人類運命共同体の意識は、民族、文化、国家、意識という形態の壁を超え、人類の未来を考えるために、全く新しい視点を提供し、世界の平和的発展のために理性的で実行可能な行動プランを示している。

天舟1号

 中国初の無人宇宙補給船「天舟1号」が4月20日午後7時41分35秒、長征7号ロケットで海南省の文昌衛星発射センターから打ち上げられた。そして、4月27日、中国の宇宙実験室「天宮2号」への軌道上でのロケットエンジン推進剤補給に成功。これは天舟1号の飛行任務が順調に成功したことを意味している。天舟1号は、中国空間技術研究院(中国航天科技集団五院)が研究・製造し、天宮2号とのドッキング、軌道上での推進剤補給、宇宙での科学実験、技術的実験試験の展開などがその任務となっている。天舟1号の任務は、中国の宇宙実験室が実行する任務の最終局面にもなっている。

腕まくりして頑張ろう

 「腕まくりして頑張ろう」は、習近平主席の2017年の新年の挨拶で使われた言葉。中国の「上下の欲を同じくする者は勝つ」という言葉の通り、中国人13億が心を一つにして協力し、中国共産党が永遠に国民と共に立ち、皆が「腕まくりして頑張れば」、必ず今の世代の人々の「長征」を成功に導くとしている。

初心を忘れず、使命を胸に刻む

 「初心を忘れず、使命を胸に刻み、中国の特色ある社会主義の偉大な旗印を高く掲げ、小康社会の全面的完成の決戦に勝利し、新時代の中国の特色ある社会主義の偉大な勝利を勝ち取り、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現に向けてたゆまず奮闘しよう」。これは、中国共産党第19回全国代表大会のテーマだ。初心を忘れなければ、目標は達成できるという意味であり、中国共産党員の初心と使命は、中国人民の幸せを追求し、中華民族の復興を追求することにほかならない。この初心と使命は、中国共産党が前進し続けるための根本的な原動力となっている。


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