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一番遅く夜食を食べるのは誰?

人民網日本語版 人民网日文版 2020-08-21

 本格的な夏が一歩ずつ近づき、都市の夜にはビール、串焼き、ザリガニが欠かせない。深夜までドラマを見続けたりゲームで遊んだりする夜更かし族にとって、夜食がなければ、どんなに多彩なナイトライフも魂が抜けたようになってしまう。残業するサラリーマンにとっては、オフィスで慌ただしく取る夜食が、夜遅くまで仕事を続けるための活力源だ。北京、上海、広州、深セン、成都、南京、杭州、武漢、西安、長沙、重慶の11都市で行われたサンプル調査によると、夜食には都市ごとに実にさまざまな特徴があるという。


一口に夜食といっても、オフィスの机の前で仕事を続けるために注文する夜食と、ベッドに寝転がって気軽に頼む夜食とでは、その味わいにも当然違いがあるはずだ。


サラリーマンは夜食にいくらまで出すか?

北京と上海では、さまざまなキャリア段階にあるサラリーマンが数多く集まっているため、住宅地での状況と比べると、オフィスビルの残業組が夜食に何を選ぶかについては金額的に二極分化している特徴がみられる。

1回あたりの金額が25元(1元は約15.2円)以下の夜食デリバリーについてみてみると、北京の住宅地では23%だが、オフィスビルでは25%を占める。上海も同様で、住宅地では27%だが、オフィスビルでは29%に上昇する。

しかし北京と上海では、豪華な夜食で自分をねぎらいたい残業組の割合も高い。

成都、杭州、南京、長沙の4都市は、住宅地と比較して、オフィスビルの残業組はより高額の夜食を頼んで自分をねぎらいたい気持ちが一層強い。

上述の4都市に比べて、広州と深センで時間外労働をする若者は、安価な夜食を選ぶことが多い。オフィスビルの夜食デリバリーのうち、1回あたり25元以下の割合が広州は41%、深センは47%に達し、住宅地での割合をどちらも2ポイント上回っている。彼らは苦労しながら頑張って働く若者のお手本だと言えるだろう。

夜食を注文する時間をみると、深夜3時以降に注文する人の割合は、深セン、長沙、重慶、広州では、住宅地の割合が他の都市を上回り、家で深夜まで夜更かしする人の割合が最も高いと考えられる。一方、長沙、深セン、杭州では、オフィスビルの割合が他の都市を上回っていた。

上海市南京西路で働くDT君(ハンドルネーム)にとっては、全体としてみると、自宅で串焼きを楽しむ優雅な夜食派よりも、深セン、広州、杭州の「社畜」たちのほうに心を寄せ、同情してしまうという。特に深センは、オフィスビルの夜食注文の割合でも、安価な夜食の人気でも、深夜どれだけ遅くに夜食を注文するかの比較でも、他の都市を上回っており、頑張って働くとはどういうことなのかを体現する「不夜城」だといえる。


どの地域のサラリーマンが一番大変か?

残業が多い上に遅くまで続くのに、高い夜食を頼んで自分をねぎらうのはもったいないと思う。これほどまでに仕事を愛し、苦労しながらも簡素な生活を送っている残業組は一体、都市のどの地域に集まっているのか。

深セン、広州、杭州は深夜まで頑張って働く人の多い「不夜城」の代表的都市だ。こうした都市のうちどの地域のサラリーマンが最も大変な中で夜食を取っているか、一番遅くまで働いているかを、調査データでみてみよう。

最も遅くまで働く人の多い都市の深センをみると、10数年にわたり総生産額が市のトップを走る行政区の福田区は、時間外労働でも上位にあり、オフィスビル夜食指数上位250ヶ所のうち、福田区が77ヶ所を占め、次は宝安区と竜崗区だった。

広州のオフィスビルの夜食デリバリーはより集中し、天河区だけで上位250ヶ所のうち104ヶ所を占める。

次は、この2年間に夜食デリバリーが急速に発展した杭州をみてみよう。下沙大学城と中心業務地区(CBD)銭江新城を擁する江干区は、52のオフィスビルが上位250に入り、郊外の余杭区、経済が急速に発展する浜江区とともに上位3地域となった。

さらにデータをみてみると、深センで夜食デリバリー注文が多いオフィスビルのトップ10がどこかもわかってくる。

深センで夜食デリバリー注文の最も多いオフィスエリアは、福田区の華強北にある上歩工業パークだ。

このほか、華強北エリアでは桐林都市広場や南光捷佳大厦などもトップ10に入っており、これらはいずれも深センのデリバリー配達員が最もよく配達に行くオフィスビルの一つだ。さすがは中国一の電子製品街と呼ばれる華強北だけのことはあり、夜食(残業)の注文数も桁外れのようだ。

深センの従来からの商業消費エリアである羅湖区は、トップ10入りしたオフィスビルの数では負けているが、区内の都市天地広場は軽々とトップ10に入った。

同広場がある東門商業圏は文化・スポーツ・娯楽、服飾品・美容関連、銀行・不動産及びECなどさまざまな業態のオフィスビルが集まり、デリバリー配達員が深夜遅くまでかけずり回るエリアでもある。

インターネット企業が集まる南山区は、夜食デリバリーの配達先が主に科学技術パークと南油エリアに集中している。科技パークには中国聯通、立信諾、大疆(DJI)、華為(ファーウェイ)などのネット科学技術企業が集まり、南油エリアには叮咚買菜及び各種の広告会社、教育関係企業、科学技術企業などが集まる。

また広州市では、残業が多いオフィスビルのトップ10のうち、珠江新城と車陂に触れないわけにはいかない。ここには高徳置地広場、富力盈力大厦、中信広場、恒大中心など金融・インターネット大手企業が入居するビルが集中しており、この商業圏に通勤する残業組は最も重いKPI(重要業績評価指標)を背負い、最もたくさんの夜食を食べている。

全体としてみると、都市の夜食の繁栄を支えるオフィスワーカーたちの中には、誰よりもよく働きよく稼ぐ企業の経営者もいれば、金融業界や広告業界の夜遅くまで働き続ける人々やネットのプログラマーもいるということになるだろう。

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