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【大神】「両会の女神」通訳の人気沸騰 「高級通訳」はどのような訓練で生まれるのか?

2016-03-07 人民網日本語版 人民网日文版

 


姚夢瑶さん


毎年、両会(全国人民代表大会と全国人民政治協商会議)シーズンが巡ってくるたびに、美人通訳が人々の話題の的となる。幕が開いたばかりの2016年両会だが、全国政治協商会議第12期第4回会議の記者会見において、通訳の姚夢瑶さんの人気がネット上で急上昇、ネットユーザーの注目を独占している。

 

〇両会の「高級通訳」は、どのような訓練によって生まれるのか?

 

「高級通訳」は、その字から判断すれば、通訳の中でも選りすぐりの「エリート」に違いない。

 

だが、北京外国語大学「高級通訳」学院の教師を務める徐氷氏は、「職種上、『高級』という接頭語がつくかつかないかについては、実のところ明確な境界線はない。だが、学歴から見ると、「高級通訳」は、少なくとも大学院修士課程修了以上が対象となる。国内大学のうち、北京外国語大学、上海外国語大学、外交学院、対外経済貿易大学などはいずれも、「高級通訳翻訳」学院が設置されている」と説明した。

 

このうち最も歴史が古いのは、北京外国語大学付属「高級通訳通訳翻訳」学院だ。同学院は、学生に系統立った強化トレーニングを実施する。その4大柱となるのが、翻訳、原稿通訳、逐次通訳、同時通訳だ。

 

当然のことながら、通訳技術を習得した人間が必ずしも優秀な通訳であるとは限らない。通訳の実践段階で数多くの未知の領域に足を踏み入れるケースは枚挙にいとまがないため、通訳者には幅広い知識が求められる。徐氏は、「通訳は『多芸多才』を目指す必要がある。各領域について精通するよりも、どんな分野においても基礎的な知識を備えていなければならない」と指摘した。

 

「高級通訳」が、ごく一握りのエリートであると見なす必要はないが、個人的にかなり高い職業意識が求められる上、ポストが得られにくい状況であることから、就業圧力はかなり大きい。

 

能力と運に恵まれた人は、公務員試験を受けて外交部(外務省)に入る。だが、たとえ外交部に配属されても、張蕾氏のように指導者付き通訳になれるとは限らない。公務員試験だけでも難関である上、外交部の通訳室に入るためには、地獄のような「観察訓練」を受けなければならない。最終的に採用される確立は4%にも満たない。

 

 
張京さん

 

〇繰り返される「地獄の特訓」1カ月前にようやく通訳担当が発表

 

指導者に随行して外に出る業務を除き、通訳室では毎日、テレビやラジオのスイッチを入れ、ニュースを聞き、その情報を完璧かつ正確に翻訳するという決まり決まった作業が繰り返される。

 

このほか、31組になり、グループで通訳の練習を行う。1人が資料を読み、別の人が速記を担当し、残る1人が通訳を行う。この作業を、役割を交代して繰り返す。来る日も来る日も、午前も午後も、練習、練習また練習だ。ゆっくりと、実践を積み重ねていく中で、通訳レベルがどんどん高まっていく。このような強度の高い訓練が、多くの人から、「地獄の特訓」と呼ばれるのも無理はない。

 

毎年、両会の約1カ月前になると、「外交部長(外相)担当」「総理担当」など、各高官を担当する通訳の名前が告知される。彼らは、それから本番までの1カ月で準備をする。「両会」の注目問題の調査研究、記者団から出ると予想される質問に対する受け答え、使える諺などについて検討する。

 

〇対外的にはイメージアップの訓練、内部基準は「16文字」堅持

 

通訳として、まず心がけるべきことは、「イメージ」の確立だ。威風堂々であるが、決して「主客転倒」になってははらない。特に、両会記者会見といった厳粛は外交の場においては、「切れ者」すぎる印象を与えてはならない。最も好感度が高いのは、質素で控えめなイメージだが、堂々とした雰囲気と自信は失ってはならない。総理の傍らに時々登場する美人通訳たちはみな、会場全体の注目の的となる。

 

20123月に開催された第11期全国人民代表大会第5回会議の第1回記者会見において、美人通訳の姚夢瑶さんが、「小清新」通訳とネットユーザーたちから称された。また、翌20133月、女優の趙薇(ヴィッキー・チャオ)そっくりの美人通訳・張京さんにも、多くの報道カメラマンのレンズが向けられた。

 

 

 
張璐さん

 

通訳の基準については、周恩来総理が定めた「16文字」ルール「站穏立場、熟悉業務、掌握政策、厳守紀律(立場をしっかりわきまえ、業務に習熟し、政策を把握し、紀律を厳守する)」が採用され続けている。通訳業務に関しては、両会の通訳として認められるためには、「完璧・正確・合理的・分かりやすい」通訳レベルが求められている。

 

基礎訓練をしっかり行うことのほか、通訳には突発的事件へのとっさの対応力が求められる。2010年の両会では、時の温家宝総理が、楚辞(そじ:その時代の詩形式)の「離騒(りそう)」から、「亦余心之所善兮,雖九死其犹未悔。(自分の信条を貫けば、九死を受けても後悔はない)」という名句を引用した。この時通訳・張璐さんは、巧みで機転の利いた通訳で人々を唸らせ、広く注目される大スターとなった。話をもとに戻すと、本当の実力や能力がない人間が、世界中のメディアを眼の前にして総理の通訳をすることなど、決してあり得ないということだ。



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