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【中日友好】中日ハーフの女性パーソナリティ、日本のラジオで中国文化を紹介

2016-03-25 人民網日本語版 人民网日文版



彼女は今年22歳、東京都調布市のFMラジオ、調布FMのパーソナリティだ。彼女は7分間のコーナーを担当し、日本人のリスナーに中国文化を紹介している。彼女は中国語を勉強し、中日交流の使者になりたいと望んでいる――。彼女の名前は平野由由。22日、平野さんにインタビューを行った。

 

▽中国語が話せることがきっかけで採用が決まる

 

「調布市のみなさん、こんにちは、平野由由の中国語の時間です」――。週末の午後57分、慣れ親しんだ声が調布FMから聞こえてくる。彼女はラジオ番組「あかねいろStation」のパーソナリティ、平野由由さんだ。

 

調布FMでパーソナリティを始めて2年になる平野さんは、面接当時の様子について、「まさか自分が選ばれるとは思っていなかった。面接の応募者は皆優秀で、映画やテレビ番組での声優経験がある人もいた」と振り返る。しかし、平野さんが中国語が話せると自己紹介したところ、最終的にパーソナリティに選ばれたという。「後でプロデューサーに、私が選ばれたのは中国語が話せるからと聞いた。とてもラッキーだと思った。私の母親は中国人なため、中国語や中国文化、中国の今をリスナーの方々に紹介することができる」。

毎月の週末、彼女は時間通りにスタジオを訪れる。「我愛你(愛してる)」「喫飽了(お腹いっぱい)」「你很漂亮(きれいだね)」「給我銭(お金ちょうだい)」など、中国人にとっては簡単極まりないフレーズを、ユーモアを交えつつ、日本のリスナーに分かりやすいように伝えている。

 

1回の番組は7分間しかないため、短い時間で中国語のフレーズや中国文化を紹介しなければいけない。難しい文章を紹介しても覚えられないため、できるだけ分かりやすい短いフレーズと、ちょっとしたコツを紹介している。例えば中国語の『迷你裙(ミニスカート)』という単語をを説明する場合、『あなたを迷わせるようなスカート』と言えば、すぐに覚えてもらえる」と平野さん。

 

▽反響が大きかったのは、「微信の電子お年玉」の話題

 

平野さんは番組でたびたび、中国語で単語を読み上げ、リスナーにその意味を当ててもらっている。リスナーはFAXやインターネット、電話などで回答できる。今までで一番反響が大きかった単語を聞くと、平野さんは「紅包(お年玉)」という単語を挙げた。

 

中国の春節期間中、平野さんは春節についてラジオで紹介、今流行りの「微信(WeChat)の電子お年玉」について取り上げた。今年の春節には、平野さんの中国にいるおじや祖父から微信の電子お年玉が送られてきた。これを珍しいと思い、リスナーにも紹介したという。

 

「日本では、お正月に目上の人に挨拶をするとお年玉をもらえる。正月以外だったり、目上の人に直接会わなければ、お年玉はもらえない。しかし中国人は毎日のように電子お年玉を配り、新年にはさらに奮発し、直接会わなくてもお年玉を配る。日本にはこのような習慣はないと思う」。

 

平野さんは番組で、「(この電子お年玉の)一番面白いところは、お年玉の額がいくらか開けるまでわからないところです。毎回額が違い、いつも期待とワクワク感があります」と紹介した。

 

これを聞いた日本のリスナーからは、「面白いけど、それじゃとても沢山のお年玉を用意しなくちゃいけないんじゃない?」「こういうやり方が、なぜ日本にないのだろう?」といったコメントが寄せられた。

 

「この話題は大きな注目を集めた。同じお年玉でも、中国人は配り方がアイデアにあふれている。この番組を通じて、中国で今何が流行っているかを知ると同時に、『お年玉ちょうだい』『ありがとう』といった中国語のフレーズを学んでもらいたい」と平野さん。

 

▽中日交流に使命感

 

平野さんは毎年、母親と共に湖南省の実家に戻る。母親は湖南省出身の中国人、父親は日本人である平野さんは、中日交流の架け橋を築くという責任を背負って生まれてきたと感じている。「私の体には2カ国の血が流れている。中日交流に携わるという信念は、私の遺伝子に書かれているように感じる」。

 

日本企業の中国関連の製品のポスターデザインにも携わっているという平野さんは、「中国語の学習は重要。今後の生活にも、世界各地での交流にも役立つ。華僑や華人は世界各地に住んでおり、中国語が少しでもできれば彼らと意思疎通できる。これからも中国語をしっかり勉強し、いつかは中国の学校で学びたい。将来的には、中国語が日本語と同じように流暢に話せるようになればと思う」と語った。

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