オレンジ警報による貨物車両の通行規制

   2月27日、天津市政府は深刻な大気汚染の影響を受け、「オレンジ警報」を発令しました。これは「レッド警報」に次いで、二番目に重大な汚染レベルとなっています。これにともない、政府は2月28日の12時から、「Ⅱ級応急呼応措置」を発動し、一連の規制を開始しました。

　今回は貨物車両の通行規制が新たに設けられています。詳細は以下の通りです。

●天津市及び外埠（外地）の中・重型貨物車両は、ナンバープレート末尾の奇数・偶数で通行可能日が区分される。

●奇数日は末尾が奇数の車両が通行可能で、偶数日は偶数の車両が通行可能となる(例えば、3月1日は末尾が奇数の車両、3月2日は末尾が偶数の車両といった具合)。

●ナンバープレートの末尾がアルファベットの場合は偶数扱いとする。

●違反した場合は、関連の交通法規に基づき罰則が科される。

●規制対象区域:天津市内全域

●規制期間:2019年2月28日14:00〜

その他の規制については下記のリンクからご確認ください。

一般自動車のナンバープレート規制も従来どおり実施されています。

【天津市ナンバープレート通行規制】

期間:2019年1月7日〜2019年4月7日

月曜日:1、6

火曜日:2、7

水曜日:3、8

木曜日:4、9

金曜日:5、0

(ナンバープレートの末尾がアルファベットの場合、「0」として扱う)

規制対象時間:7:00〜19:00

規制対象区域:外環線以内

外地ナンバー:上記ナンバープレート規制以外にも、営業日の7:00〜9:00、16:00〜19:00は外環線以内への進入が規制される。

罰則:違反者には200元の罰金が科される。