支付宝がピンチ!? 「ウーラマ」に微信支付の決済オプション

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❏アリババ系アプリに「微信支付」の決済オプション

 
決済方法の選択画面で「微信支付」が選べる「餓了麽」

アリババグループ傘下のアプリ「餓了麽（ウーラマ、英: Ele.me）」「優酷」「大麦」「コアラ」「書旗」などでこのほど決済オプションに微信支付（ウェイシンジーフ、WeChat Pay）が加わることになった。「淘特」「閑魚」「盒馬」などのアプリでも微信支付による決済の申請が行われており、現在は審査の段階だ。

中国工信部は9月初め、「サイトリンクの遮断問題についての行政指導会」を開き、それぞれのプラットフォームが特定のネットワークへの接続をブロックしていた行為を9月17日からやめるように指導した。2020年第3四半期におけるオンライン決済のシェアは、支付宝（アリペイ）が55.39%を占めており、微信支付は38.8%だった。だが、今後この比率が変化していく可能性がある。

なお、アリババ傘下のネットショッピングモール「淘宝（タオバオ）」では微信支付が使用できないのが現状だ。同プラットフォームで微信支付による決済の適用をいつ行うのか、その時期についてアリババグループではまだ具体的なスケジュールを明らかにしていない。

［出処：电商头条］

アリババグループ傘下のアプリ「餓了麽」「優酷」「大麦」「コアラ」「書旗」などが新たにウィーチャットによる支払いをスタートした。「淘特」「閑魚」「盒馬」などのアプリでも既にウィーチャットによる支払いの申請が行われており、現在審査の段階だ。すでに「餓了麽」の支払い方法選択画面には、上記の写真ように「微信支付」が選択肢として表示されている。

9月初め、中国工信部は「サイトリンクの遮断問題についての行政指導会」を開き、9月17日から、それぞれのプラットフォームが特定のネットワークへの接続を遮断する行為をやめるよう指導した。2020年第三シーズンの電子マネー支払いシステムの利用比率では、支付宝が市場の55.39%を占め、次いでウィーチャットによる支払いが38.8%となっており、こういった比率にも今後変化が見られることだろう。

なお、大手ネットショッピングモール「淘宝」はアリババグループにとって最も重要なアプリの一つだが、ウィーチャットによる支払いが実現できていない。アリババグループでは「淘宝」でいつからウィーチャットによる支払いシステムを導入するのか、具体的な時間を示唆する発表は行っていない。

［出所：电商头条］