想定されるケース
では、「入力中」の表示がされた場合に想定されるのはどんなケースでしょうか。以下、分類してみましょう。
1.実際に相手が入力中の場合
メッセージを送り、10秒以内に相手がダイアログボックスを開くと「(相手が)入力中」のメッセージが表示されます。それゆえ、相手が返事のメッセージをまさに打ち込んでいる最中ということもあるでしょう。
2.ダイアログボックスが開かれたままの場合
相手が入力に手こずっていたり、内容を推敲中だったり、物理的に(急用が入ったりするなど)返事が難しい状況となった場合はどうなるでしょう。相手のダイアログボックスが開かれたままであれば、同じく「入力中」と表示されてしまうのです。
3.「入力中」の表示がなくても返事がある場合
相手がパソコンの微信アプリから返信してきた場合は「入力中」と表示されません。あるいは相手がダイアログボックスを開いたタイミングが遅く、メッセージの送信から10秒以上経過している場合も、「入力中」という表示はありません。
心理的な駆け引きにつながる!?
このように、「入力中」の表示の有無、表示されている時間やタイミングで、相手が置かれた状況をある程度推し量ることもできそうです。となると、この機能は、親切心から付けたものというより、なにやらメッセージの送信者と受信者の心理的な駆け引きにもつながりそうで、ちょっと意地悪です。