其他
人口3,200万人強の重慶市、森林被覆率はなんと54.5%
重慶の人口、3,212万人
重慶市の統計局と国家統計局重慶調査本部がこのほど共同で発表した「2021年重慶市国民経済と社会発展統計公報」によると、同市の居住者人口は2021年末の時点で3,212万4,300人で、前年より35,000人増加した。そのうち都市部の人口は2,259万1,300人で、居住人口全体の70.32%を占める。居住人口の都市化率が前年度より0.86ポイント増加した。
そんな中国随一の人口を有する重慶市がさぞコンクリートジャングルかといえばそうとは限らない。21日付の「重慶発布」微博アカウントでは、現在、重慶市の森林被覆率が54.5%に達していることが明らかにされた。
森林レクリエーション基地を増設へ
重慶市が近年、都市政策として力を入れているのが森林レクリエーションサービスの領域で、公共レジャー、健康・娯楽、リハビリ・療養、体験・学習などに適したスポットを拡充させようとしている。
同市がすでに建設した市級レベル以上の森林公園(生態公園を含む)は85、湿地公園は26、景勝地は36、地質公園は10、森林体験・レジャー基地は31、森林住宅は3700戸以上に達する。
なお、国家林草局、民政部、国家衛生健康委員会、国家中医薬管理局による「森林療養レクリエーション産業の発展についての意見」によると、中国全では2国家森林療養レクリエーション基地を300か所、2035年には1200か所まで増設する計画がある。