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市販はダメ! 中国開発のコロナ治療薬がECサイトから撤去
▶コロナ治療薬のネット販売を停止
中国が独自に開発した経口低分子の治療薬「アズブジン(Azvudine)錠剤 」の予約販売を行っていたECサイトが11月19日昼までに、一斉に当該商品がプラットフォームから撤去されていたことがわかった。
第一財経の報道によると、同薬の研究開発にあたってきた真正生物科技(Genuine Biotech)がサイトから撤去する方針を明かしたほか、薬局チェーン「海王星辰」が緊急通知を発し、撤去措置について告知した。中国国家薬品監督管理局はアズブジン錠剤のオンライン販売が禁じられており、販売する場合は販売記録を市当局に届け出る必要があるとしている。
▶アズブジン錠剤とは?
アズブジン錠剤はもともと抗エイズウイルス(HIV)経口薬として開発され、今年7月、中国国家薬品監督管理局が条件付きで同薬を新型コロナウイルス肺炎に対応する薬品として追加登録した。美団(メイトゥアン)や餓了麼(ウーラマ)で予約販売された同薬の価格は統一がとれておらず、ざっと350元(49.2ドル)から499元という価格帯だったという。
新型コロナ治療の専門家は、アズブジンは処方薬であり、しかも緊急承認を受けた経緯があるため、治療指南に従った服用が求められ、オンライン販売には適していないという立場だ。副作用の存在もあり、医師の指示なしに家庭で服用するのはリスクがあるとしている。
なお、河南日報が7月に報じたところによると、アズブジンを服用した被験者は約40%が7日以内に症状の改善を示しており、プラセボを服用した被験者に比べて30%高いという結果が出ている。また、5日以内にウイルスが除去される効果があることも判明したとされる。
第一财经 2022-11-19 14:54
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