イオン深圳新州店が在庫一掃セール、来年2月6日に閉店へ

▶ イオン新洲店が閉店へ

永旺華南商業（イオン）がこのほど「業務閉鎖のお知らせ」の公告を発し、企業戦略の最適化を図ることを事由に、深センにあるイオン新洲店の営業を2023年2月6日を以って終了すると発表した。

新洲店はイオン華南が2009年深センに開設した6つ目の店舗で、福田区新州中路中城天邑花園に位置。占有面積は1万8,000平方メートルあり、250台の駐車場を有する。食品、衣料、家電等のカテゴリーの商品数万点を扱っている。

画像：「華夏時報」微信公衆号から　

▶閉店の一方で新規開店も

「華夏時報」の報道によると、同店は12月22日現在、正常な営業が続けられているものの、店内の売り場では“最後の在庫一掃セール”を銘打った広告が目立つとしている。閉店後に他ブランドのショッピングモールが入居するかどうかは不明。

イオンは2022年6月30日までの中間決算で、中国事業について上半期の収益が5.8％増の約27億200万香港ドルとなり、損益が8,560万香港ドルに縮小したと発表している。5月に東莞大朗店を閉店した一方で、12月に広州に新店舗を開設する計画にも触れていた。


▶突破口はどこにある？

「華夏時報」は、大型スーパーが業績不振に直面した主な要因を、業態の硬直化や同質化、eコマースによる打撃や消費の伸びの頭打ち、そして新型コロナウイルス肺炎の影響に集約する。一方、局面打開を新店舗の開業に頼るだけでは不足だとする見解を掲げている。

インターネット製品専門家で著名大型スーパーの物流総監の楊興順氏は、商品開発戦略の再編成、サードパーティのO2Oビジネス展開、前衛倉庫モデルの模索と実施、ビッグデータ分析技術との結合、合理的なSKU分布計画などの取り組みを提言している。

又一超市巨头闭店！实探永旺深圳新洲店关店“倒计时”75天
 华夏时报 2022-11-24 18:13
https://mp.weixin.qq.com/s/Of-n1tfYFRgbF_c7D6LyzQ

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