上海郵政がデマ払拭、荷動き停滞を否定｜“上海ディズニー”再閉鎖｜東方明珠は休業、海洋公園は再開｜黄浦区が備蓄勧告!？

▶上海郵政がデマ払拭

第一財経の微信公衆号によると、上海郵政は30日、上海中継搬送センターが運営を停止したとする情報が拡散されたことについて、これを事実無根のデマであると断定する声明を出した。声明では、（上海郵政は）デマを拡散させた者の法的責任を追及する権利を留保しているとの見解も示している。

また、上海郵政は、国務院聯合防疫機構による施策、ならびに上海市党委員会、市政府およびグループ企業、業界監督部門の要求にもとづいて疫病の予防、抑制、処理を周到に実施しているとしたうえで、搬送センターの稼働は円滑かつ整然と行われており、市民に向けて「迅速、正確、安全、便利」をモットーに配送サービスを提供していると説明している。

▶新規感染178+12（29日）

上海市で11月29日に確認された新型コロナウイルス肺炎の新規国内感染者は187例だった。うち確定症例は11例、無症状感染者は176例で、市内感染が12例ある。上海市では11月26日から5日連続で新規国内感染者の数が3桁に達しており、30日17時現在、高リスク区域は122か所に及ぶ。

なお、30日に市が開いた記者会見では、同日に国内感染者として確定症例が4例、無症状感染者4例がそれぞれ確認されたことが発表された。新たに8か所が高リスク区域に指定されている。

▶上海ディズニーランド再閉鎖

防疫政策に調整が施された。常態PCR検査の無料サービスは12月31日まで延長され、各区の社区ではそれぞれ居住者に週2回の受検を求める通知が出されていると見られる。ちなみに黄浦区は区民に宛てた告知で、12月1日（18:30-20:30）と4日（9:00-11:00）にPCR検査を実施すると伝えた。そのほか、商業施設や文化・観光施設への入場には48時間以内の陰性証明の提示を義務づけるようになっている。

レジャー施設の運営も波風が高い。25日にいったん全面再開に踏み切った上海ディズニーランドは、29日から再び運営休止となった（ディズニー・タウン、スターウィッシュ・パーク、2つのテーマ・ホテルの営業は続ける）。そのほか、東方明珠が29日、運営の一時休止を伝える発表を行った。

一方、上海海昌海洋公園と上海海昌海洋公園リゾートホテルについては3日間の休業を経て29日から営業を再開している。営業時間は9時30分から17時30分まで。

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▶黄浦区が各部門に備蓄勧告

「財新」微信公衆号によると、黄浦区衛生健康委員会がこのほど、管轄するすべての部門に対し、防疫物資の備蓄を行うように要請した。「宁可备而不用，不可用而无备（備えあれば憂いなし）」をモットーに、備蓄の目安は60日分以上。物資は各部門で自ら管理するように求めている。

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