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4大英語辞典の「今年の単語」出揃う!“Goblin mode”も選出

邦人NAVI 邦人NAVI 2022-12-14

日本ではユーキャン新語・流行語や「Yahoo!検索大賞」が発表され、海外でも2022年を代表する言葉がホットな話題になっている。オックスフォード辞典が4日、「今年の言葉」に選出したのは「GoblinMode(ゴブリンモード)」。その他、著名辞典が選んだ言葉は……?



Gaslighting


米辞書出版大手のメリアム・ウェブスター(Webster’s dictionaries)が「今年の言葉」に選んだのが「ガスライティング(ガス燈)」(Gaslighting)だ。相手に自分が間違ったことをしていると誤解させるような嫌がらせを続け、心理的に操作して追い詰める精神的虐待を意味する。
1938年制作の演劇、1944年には映画にもなった心理ミステリー作品『ガス燈』に由来するという。同作では名女優イングリッド・バーグマンが精神的に追い詰められていく妻を熱演し、アカデミー主演女優賞に輝いている。



Homer


英国のケンブリッジ英英辞典(Cambridge Dictionary)が選択した「2022年の言葉」は「ホーマー」(Homer)だった。日本人にとっては、この言葉が「ホームラン(homerun)」の短縮形だと容易に想像がつくものの、野球がメジャーな競技ではない英国等ではさにあらず。詩人のホメーロス(Homer|Homerus)を想起する人のほうが多いという。
そのため、5文字の英単語を推測するオンライン単語ゲーム「Wordledle」で「Homer」が出題されると、米国英語の話者を除くと意味が分からないという人が続出。”homer”の検索が急上昇したという。ちなみに中国語で「Homer」は日本語と同じく「本垒打」となる。FIFAワールドカップがたけなわな現在、果たしてどれだけの人がこの言葉に関心を向けてくれただろうか。




Permacrisis


コリンズ英語辞典(Collins English Dictionary)が発表した「今年の単語(Word of the Year)」は「Permacrisis」(長期間続く不安定な状態)だ。中国語では「长久危机」と訳されていた。「永続的な(permanent)」と「危機(crisis)」の合成語。コロナ禍はもとより、ウクライナ侵攻、気候変動、物価高等、2022年はまさに波乱に満ちた状態が継続している。
ちなみに「キエフ」をウクライナ語にした「Kyiv(キーウ)」や、「quietquitting(静かな退職)」なども候補に上がっていた。




Goblin mode


オックスフォード辞典の「今年の言葉」が現地時間の4日発表された。コンピュータの中に構築された3次元の仮想空間やそのサービスを指す「metaverse(メタバース)」(2位)、ハッシュタグを使って支持を示す「#IStandWith(私は支持する)」(3位)を抑えて選出されたのは「ゴブリンモード(Goblin mode)」だった。


「ゴブリン」は「気難しく、悪さばかりをする小悪魔」。「ゴブリンモード」はスラングで、「in goblin mode」や「to go goblin mode」といった使い方をする。社会規範や期待を否定する形で、いささかも悪びれることなく自己中心的で退廃的、怠惰に、欲に任せた態度を示すことを指すという。
多くの国で新型コロナウイルスの防疫対策が緩和され、自宅から出ることにも大きなハードルがなくなってきたが、「普通の生活」に戻ることを拒否する人びともいる。ゴブリンモードは、SNSで出回る実現が不可能な美的基準、あるいは持続不可能なライフスタイルに対して抵抗を示す人びとの気分を捉えた言葉とみなされている。


https://languages.oup.com/word-of-the-year/2022/


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