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形勢一転、「香港ー日本」便の一部が2月に運航休止に
香港特別行政区の航空会社(LCC)である香港エクスプレス航空とキャセイパシフィック航空は16日、2月に運航を予定していた日本便の一部休止を発表した。航空会社は、日本当局が中国・香港からの旅客便を制限しているためと説明したという。
▶日本の水際対策が原因と説明
香港のLCC、香港エクスプレス(香港快运航空、HKExpress)は16日、2月1~16日の期間に運行を予定していた「香港ー日本」便の一部を運休すると発表した。同社は日本の水際対策が原因と説明しており、「在日华人圈 」微信公衆号によると香港を発着地とする成田便14便、那覇便10便、関西便4便が欠航の対象となっている。同社はこの決定で影響を受ける旅客に対して搭乗日時の変更、または全額払い戻しに応じるという。
日本政府は昨年末、中国本土での新型コロナウイルスの急速な拡大を踏まえ、香港からの直行便を制限することを発表。その後、香港当局等からの反対でいったんは便数制限は撤回されたが、最終的に日本は一定の便数制限を設ける運びとなった。
▶キャセイは50便を欠航に
香港エクスプレスに続き、香港のキャセイパシフィック航空(香港国泰航空)も16日深夜、2月3日から16日までに運航を予定していた成田、関西、中部国際、福岡発着の合計50便を取り消すと発表した。
中国本土と日本を結ぶ往復便のチケット価格が1万人民元近くするのに対して、香港ー日本は通常3,000元程度と安い。そのため、帰国時に香港経由で中国本土に移動するルートを検討していた旅客は少なくないと見られる。
原创 考拉 在日华人圈 2023-01-17 17:34
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