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中国のコロナ感染者減少、“デルタクロン”動向を注視

邦人NAVI 邦人NAVI 2023-01-21

国務院合同防疫メカニズムが19日に開いた記者会見で、中国疾病预防控制中心(CDC)は新型コロナの感染状況について紹介した。一方、このほどタイで検出された「デルタクロン株」についても言及、同株はオミクロン変異株のBA.4/5とデルタ変異株のAY.45の組換え体だという。



▶感染はピークアウト


国務院共同予防疫メカニズムが19日に開いた記者会見では、中国本土の全ての省において新型コロナウイルスの感染がピークアウトしたことが紹介された。ピークアウトは発熱外来、救急外来、入院患者数の3つの指標で現れた。

まず、発熱外来(クリニック)を受診した患者の数は2022年12月23日をピークに減少を続け、2023年1月17日にはピーク時と比較して94%減少、2022年12月7日以前の水準にまで落ち着いたとしている。一方、救急外来のピークは1月2日で、1月17日にはピークから44%減少した。入院治療を受ける重症患者の数も1月5日以降は減少を続けており、1月17日の数値はピーク時から44.3%減少している。



▶「デルタクロン株」動向を注視


こうしたなか、今後気になるのが「デルタクロン株」の動向だ。デルタクロン株は、2021年後半に主流となっていたデルタ株とオミクロン株との組換え体であり、2種類以上の変異株に同時に感染した感染者の体内でそれらの遺伝子が混ざり合って発生すると目されている。

中国疾病预防控制中心(CDC)によると、タイで昨今検出され注目されたデルタクロン株はオミクロン変異株のBA.4/5とデルタ変異株のAY.45との組換え体で、国際分類では「XAY.2」と命名されているという。XAY.2の感染力、病原性、免疫逃避能力に関する十分なデータはまだ出揃っていない。中国ではまだ検出されておらず、中国疾病预防控制中心では引き続き海外の動向を注視していくとしている。



泰国检出“德尔塔克戎”毒株!传到国内了吗?最新回应
南方日报 2023-01-19 20:17 发表于广东
https://mp.weixin.qq.com/s/5xcDmpd4x6HrgWE0kxYEUQ




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