黒龍江省でー50°Cの“最寒”記録！気になる春節の天気は？
「大寒」に当たった20日、寒気の影響を受け、中国の東北エリアの一部で気温が急降下した。黒龍江省の漠河で20日午前7時48分に記録された気温はマイナス50℃以下。1969年以降で“最寒”の気温となった。
画像出所： 青港院社团之家
▶「数九天」の真っ只中
中国では冬の寒い時期を「数九寒冬（shǔ jiǔ hán dōng）」または「数九寒天（shǔ jiǔ hán tiān ）」と呼ぶ。冬至を起算日として9日間ごとに期間を9つに分けたもので、4クルー目に当たる「四九」が最も寒い期間に当たる。
「四九」と聞くと「四十九日」を想起する人もいるかも知れないが、両者は全く関係ない。まして、韓流ドラマの「49天」とも無縁だ。あくまで天候面の話題で使われる。
▶マイナス50度を記録
「数九寒天」の「四九」に当たったのが1月18日。そして20日は「大寒（dà hán）」になる。いわば「四九」で“最寒”の日というわけだ。そんな折、中国最北端、黒龍江省の漠河（mò hé）では朝7時48分にマイナス50度が記録された。
中国天気網気象アナリストの張娟氏は、気温がマイナス50度を割ったのは1969年2月15日以来初めてのことで、実に54年ぶりだとしている。漠河の最低気温は明日もマイナス48度、明後日もマイナス49度が予想されており、寒さが和らぐのは23日以降にもつれ込みそうだ。
▶春節期間中の全国の天気は？
さて、明日は旧暦で一年の最後の日、「除夕」に当たる。となれば気になるのは春節休暇期間中の天気だ。
中央気象台が1月19日に発表した予報では、春節休暇期間中に低温と雨雪がもたらす凍結等の災害が広範囲で見られることはないとしている。ただし、寒気の活動が活発で中東部の地区で気温の変動が大きいほか、内蒙古東部、東北部一帯は気温の低下が顕著で、一部の地域は酷寒に見舞われるという。
中国日报 2023-01-20 10:35
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红星新闻 2023-01-20 12:34
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