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中国の税関総署がエムポックスを警戒、入国時の申告必要に
中国税関総署が8月21日に発表した公告によると、エムポックスの感染が世界中に広がっている。2022年5月以来、113か国以上で8万9,000人以上の感染者が報告されており、死亡者数は152人に上った。欧州、西太平洋エリアで感染者が増加傾向にあるという。
こうした事態を受け、中国は水際対策に着手、エムポックスの中国本土内への持ち込みを防ぐための措置を講じている。感染国からの入国者について、症状がある場合や患者との接触履歴がある場合は税関への申告が求められる。該当者は医学的措置とサンプル採取検査を受けることが必要だ。
一方、エムポックス感染国から航空機、船舶、コンテナ、貨物などがウイルスに汚染されている場合や、または汚染されている可能性がある場合は衛生処理を受けなければならない。
なお、同公告は発表日から6か月間が有効期間とされている。
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